特許
J-GLOBAL ID:200903034197560468
エンジンの潤滑材被覆付きピストン
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
北谷 寿一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-090042
公開番号(公開出願番号):特開2001-280496
出願日: 2000年03月29日
公開日(公表日): 2001年10月10日
要約:
【要約】【課題】 スカート部外周面の楕円長径寸法が、潤滑材で大きくなることを無くして、ピストンをシリンダに組み込み易くする。ピストンの焼付きを防止する。スラスト方向の外径寸法に誤差が生じる事を無くす。ピストンの冷却性能を高める。【解決手段】 スラスト両脇周面部分8には潤滑材6を被覆させるのに対し、スラスト方向周面部分7には潤滑材6を被覆させないで、スラスト方向周面部分7にピストン1を形成する金属材料の金属面を露出させる。スラスト方向周面部分7の潤滑材6を被覆しない非被覆領域でのピストン軸心を中心とする開角は40°〜50°の範囲内に設定する。スラスト両脇周面部分8に、そのほぼ全高および全幅を塗りつぶす状態となるように、潤滑材6を連続して被覆した。
請求項(抜粋):
ピストン(1)の冷間時でのスカート部(2)の外周面(3)の形状は、ピンボス方向(4)が短径でスラスト方向(5)が長径となる楕円形状に形成し、スカート部外周面(3)に潤滑材(6)を被覆させた、エンジンの潤滑材被覆付きピストンにおいて、スカート部外周面(3)のうち、スラスト方向(5)に位置する周面部分をスラスト方向周面部分(7)と呼び、このスラスト方向周面部分(7)の左右両脇の部分をスラスト両脇周面部分(8)と呼ぶことにした場合において、このスラスト両脇周面部分(8)には潤滑材(6)を被覆させるのに対して、スラスト方向周面部分(7)には潤滑材(6)を被覆させないで、このスラスト方向周面部分(7)にピストン(1)を形成する金属材料の金属面を露出させて構成した、ことを特徴とするエンジンの潤滑材被覆付きピストン。
IPC (4件):
F16J 1/08
, F02F 3/00
, F02F 3/10
, F16J 1/04
FI (4件):
F16J 1/08
, F02F 3/00 L
, F02F 3/10 B
, F16J 1/04
Fターム (4件):
3J044AA12
, 3J044BC04
, 3J044CA14
, 3J044DA09
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