特許
J-GLOBAL ID:200903034197994883

シートリフタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三浦 邦夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-009324
公開番号(公開出願番号):特開2001-197954
出願日: 2000年01月18日
公開日(公表日): 2001年07月24日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 ハンドル操作をせずにシートに負荷がかかったときに、迅速かつ確実にシートの動作を規制することが可能なシートリフタを得る。【解決手段】 中立位置と正逆の移動端の間を回転操作可能なハンドルこのハンドルの中立位置からの往復動作により正方向と逆方向の回転を与えられる第1の回転体;この第1の回転体と同軸で、シートの昇降動作と連動して回転する第2の回転体;第1及び第2の回転体と同心の小径環状壁と大径環状壁;自由状態において小径環状壁と大径環状壁の内周面に係合する、少なくとも該係合部分の断面が角形に形成された小径コイルばねと大径コイルばねを備え、シートクッションに負荷が作用したときには、第2の回転体の回転を規制してシートクッションの昇降動作を規制し、ハンドルを介して第1の回転体が回転されたときには、小径あるいは大径のコイルばねが縮径して前記第2の回転体の回転が許されてシートが昇降されるシートリフタ。
請求項(抜粋):
中立位置を有し、中立位置と正逆の移動端の間を回転操作可能なハンドル;このハンドルの中立位置と正方向移動端との間の往復動作、及び中立位置と逆方向移動端との間の往復動作により正方向と逆方向の回転を与えられる第1の回転体;この第1の回転体と同軸で、シートの昇降動作と連動して回転する第2の回転体;前記第1及び第2の回転体と同心に設けた小径環状壁と大径環状壁;一端部が前記第2の回転体に係止され、他端部が前記第1の回転体の一対の径方向壁面の一方に係脱可能で、自由状態においてその外縁部が前記小径環状壁の内周面に係合する小径コイルばね;及び一端部が前記第2の回転体に係止され、他端部が前記第1の回転体の一対の径方向壁面の他方に係脱可能で、自由状態においてその外縁部が前記大径環状壁の内周面に係合する大径コイルばね;この小径コイルばねと大径コイルばねはそれぞれ、少なくとも小径環状壁と大径環状壁と接触する積層されたばねの巻回部の断面が角形に形成されていること;を備え、前記ハンドルを操作していない状態において前記シートに負荷が作用したときには、前記第2の回転体に作用する回転力により前記小径あるいは大径のコイルばねが拡径し、角形断面形状からなる該小径あるいは大径のコイルばねの外縁部が前記小径環状壁あるいは大径環状壁の内周面に圧接して第2の回転体の回転を規制し、シートの昇降動作を規制し、前記ハンドルを介して第1の回転体が正逆に回転されたときには、該第1の回転体の径方向壁面によって前記小径あるいは大径のコイルばねの端部が押圧されて該小径あるいは大径のコイルばねが縮径して前記第2の回転体の回転が許されてシートが昇降されることを特徴とするシートリフタ。

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