特許
J-GLOBAL ID:200903034206315170
紫米を含む粳又は糯米からなる着色餅様物の製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
舩坂 俊昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-291250
公開番号(公開出願番号):特開平10-113139
出願日: 1996年10月15日
公開日(公表日): 1998年05月06日
要約:
【要約】【課題】 紫米の色素を有効に利用することにより、粳又は糯米を主成分とする餅様物に着色することを発明の課題とする。【解決手段】 紫米を含む粳又は糯米から成る着色餅様物の製造方法であって、粳又は糯米と紫米を混ぜて炊飯するか、又は粳又は糯米を静水でとぎ、最初のとぎ水及び2度目のとぎ水は、それぞれ紫米の洗い水として使用し、この最初と2度目のとぎ水は布濾しして保存し、次に粳又は糯米とこれに適量の紫米を混ぜたものを、2度目のとぎ水に1時間浸し後水を切り、この水も保存し紫米の最初のとぎ水と2度目のとぎ水とを混ぜて加熱沸騰させ、さきに水切りしておいた米を沸騰させたとぎ水の中に入れ、攪拌しながら紫色に呈色している熱湯を全部米に吸収させ、この着色した米を蒸し器で20分間蒸し、次の段階でこれを捏ねて粘りけをもたせ、適宜の大きさとして串に刺すことを特徴とする。
請求項(抜粋):
紫米を含む粳又は糯米から成る着色餅様物の製造方法において、粳又は糯米とこれに対して2〜10%の紫米を混ぜた米を清水で2回といで炊飯するか、又は粳又は糯米だけを清水でとぎ、この最初のとぎ水で紫米をさっと洗い、このとぎ水は布濾しして保存し、2度目のとぎ水は紫米の2度目の洗い水として用い、これも保存しておき、次に粳又は糯米とこれに対して2〜10%の紫米を混ぜた米を、2度目のとぎ水に1時間浸し、ざるに上げて水を切り、この水も保存し、紫米の最初のとぎ水と2度目のとぎ水とを混ぜて加熱沸騰させ、さきに水切りしておいた粳又は糯米と紫米を、沸騰させたとぎ水の中に入れ、攪拌しながら紫色に呈色している熱湯を全部米に吸収させ、この着色した米を蒸し器で20分間蒸したものを、次の手順で捏ねて粘りけをもたせ、適宜の大きさにして串に刺して製品となすことを特徴とする紫米を含む粳又は糯米から成る着色餅様物の製造方法。
IPC (3件):
A23L 1/10 102
, A23L 1/272
, C09B 61/00
FI (3件):
A23L 1/10 102
, A23L 1/272
, C09B 61/00 Z
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