特許
J-GLOBAL ID:200903034221008321

データベース管理システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 工藤 宣幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-088610
公開番号(公開出願番号):特開平5-289924
出願日: 1992年04月09日
公開日(公表日): 1993年11月05日
要約:
【要約】【目的】 権限情報管理部に対する負荷の集中を回避して、共有データに対するアクセス処理の高速化を図る。【構成】 権限情報管理部11に管理されている権限情報に基づいて利用者からの処理要求がアクセス権限内の正当なものか否かを評価する各問い合わせ処理部12a,12bには、権限情報一時記憶部14を装備する。そして、この権限情報一時記憶部14には、問い合わせ処理部から権限情報管理部11にアクセス権限の問い合わせをした際に権限情報管理部11から読み出した権限情報を一時的に保存しておく緩衝記憶機能14aを装備することによって、各問い合わせ処理部12a,12bから権限情報管理部11への問い合わせの集中を回避する。
請求項(抜粋):
データベースに対する各利用者のアクセス権限を定めた権限情報を一括して管理する権限情報管理部と、各利用者からのデータベースに対する処理要求を受け付けて前記権限情報管理部に管理されている権限情報に基づいてその処理要求が正当なものか否かを判断して判断結果に応じて処理要求に対する処理を行う複数の問い合わせ処理部と、この問い合わせ処理部がアクセス権限内の処理要求として認めた時に発行するデータベースアクセス要求を受けて、共有データに対する入出力処理を実行するデータベースアクセス処理部とを具備したデータベース管理システムであって、前述の各問い合わせ処理部には前記権限情報管理部の管理する権限情報の一部を一時的に記憶保持しておく権限情報一時記憶部を装備するとともに、前記権限情報管理部には管理している権限情報が変更されるときにその旨を各問い合わせ処理部の権限情報一時記憶部に通知する権限変更通知機能を装備し、前述の各権限情報一時記憶部には、問い合わせ処理部から権限情報管理部にアクセス権限の問い合わせをした際に権限情報管理部から読み出した権限情報を一時的に保存しておく緩衝記憶機能と、前記権限情報管理部から権限情報の変更が通知された場合に前記緩衝記憶機能によって保持していた情報を破棄する初期化機能とを装備し、前記問い合わせ処理部は、処理要求に対する利用者のアクセス権限を確認する場合には、まず、前記権限情報一時記憶部に保持されている権限情報を調べてアクセス権限の確認を行い、権限情報一時記憶部に保持されていない権限情報を必要とする場合にのみ、権限情報一時記憶部に不足している権限情報に関する問い合わせを権限情報管理部に対して行うことを特徴とするデータベース管理システム。
IPC (3件):
G06F 12/00 537 ,  G06F 12/00 514 ,  G06F 15/00 330
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-127142
  • 特開昭63-289657

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