特許
J-GLOBAL ID:200903034222302126

電動弁の組立時軸方向一体性を維持するための構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-509643
公開番号(公開出願番号):特表平11-513095
出願日: 1996年08月21日
公開日(公表日): 1999年11月09日
要約:
【要約】円形の金属クリンチリング(36)を用いて、EEGR弁(20)のシェル(24)にキャップ(26)を固定する。クリンチリングは、キャップの重合体材料に部分的に食い込む複数の先の尖った突起(210)を一体に備える。リングはシェルとキャップ間の相対的な軸方向および円周方向の移動を規制するものであり、そのキャップとシェル間の円周方向両方への相対移動を阻止するため、幾つかの突起が円周方向一方に向いて、他の突起が円周方向他方に向いて設けられる。弁内でのボビン取付けソレノイドコイル(70)の軸方向位置を維持するため、波形ばね座金(186)が設けられる。
請求項(抜粋):
ベース(22)を有する外枠体と、再循環させられるエンジン排気ガスの該ベースへの進入口である入口(40)と前記ベースを貫通して延び前記入口(40)に進入したエンジン排気ガスを搬送する通路(38)と、該通路(38)を通過したエンジン排気ガスの前記ベース(22)からの退出口である出口(42)と、前記ベース(22)内に配置されて前記通路(38)を通る流れを制御する弁機構(44,46)と、前記外枠体内に配置されて、前記弁機構(44,46)を作動させる電気式アクチュエータ(70)とからなる内燃機関の電動式排気ガス再循環(EEGR)弁(20)であって、前記外枠体は、前記弁機構(44,46)に対して前記電気式アクチュエータ(70)を軸方向に越えた軸方向端部で終端する側壁を有するシェル(24)からなり、前記軸方向端部は径方向外方を向くリム(191)からなるものにおいて、 前記シェルの側壁の前記軸方向端部を閉鎖する閉鎖部(26)が、その軸方向端部の前記リムに当接して配置される重合体材料製のリム(188)を有し、前記リム(188,191)を組付け状態に固定する手段(36)がそれら両リム(188,191)の径方向外方に設けられて該両リムと軸方向に重なり合う側壁(206)を有する円形リング(36)からなり、前記円形リング(36)は、該リングの側壁の径方向内方を向いて前記閉鎖部の前記リム(188)と径方向に重なり合う第一フランジ(208)と、該リングの側壁(206)の径方向内方を向いて前記シェル側壁の前記軸方向端部の前記リム(191)と径方向に重なり合う第二フランジ(212)とからなり、前記円形リング(36)は更に、円周方向に配置され、前記閉鎖部のリム(188)の前記重合体材料に食い込む複数の尖った突起(210)からなり、前記リングは前記リム(188,191)を軸方向に一体化させる軸方向の力を発揮してなることを特徴とする、電動式排気ガス再循環(EEGR)弁。
IPC (2件):
F02M 25/07 580 ,  F16K 31/06 385
FI (2件):
F02M 25/07 580 F ,  F16K 31/06 385 A
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開平2-033460
  • 特開昭58-160678
  • 電磁的に作動可能な弁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-003706   出願人:ローベルトボツシユゲゼルシヤフトミツトベシユレンクテルハフツング
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審査官引用 (3件)
  • 特開平2-033460
  • 特開昭58-160678
  • 電磁的に作動可能な弁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-003706   出願人:ローベルトボツシユゲゼルシヤフトミツトベシユレンクテルハフツング

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