特許
J-GLOBAL ID:200903034237590470

燃料噴射ポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-335206
公開番号(公開出願番号):特開平11-173239
出願日: 1997年12月05日
公開日(公表日): 1999年06月29日
要約:
【要約】【課題】 オイルシール28の磨耗によるオイル漏れを防止して信頼性の向上を図ること。【解決手段】 ポンプケーシングの側壁に開口する導入孔を塞ぐベアリングカバー25にはオイルシール28が装着され、カムシャフト21との間に形成される環状の隙間をシールしている。このオイルシール28は、ベアリングカバー25の丸孔25aに圧入されるリング部28aと、このリング部28aに組み付けられる例えばゴム製のシールリップから成る。そのシールリップは、カム室からのオイル漏れを防止する主リップ28bと、この主リップ28bの反ベアリング側に設けられて外気に含まれるダスト等の進入を防止する外気側補助リップ28cと、主リップ28bのベアリング側に設けられて潤滑オイルに含まれる異物の進入を防止するオイル側補助リップ28dとから成り、それぞれカムシャフト21の外周面に摺接している。
請求項(抜粋):
内部にカム室が形成され、側壁に前記カム室に通じる開口部が形成されたポンプケーシングと、このポンプケーシングの前記開口部に取り付けられるベアリングカバーと、前記開口部の内周で前記ベアリングカバーに保持されるベアリングと、このベアリングを挿通して前記ポンプケーシングの外部から前記カム室に導入されるカムシャフトと、前記カムシャフトの外周面に摺接する主リップを具備し、前記ベアリングより反カム室側で前記カムシャフトと前記ベアリングカバーとの間に形成される環状の隙間に装着されて、前記カム室からのオイル漏れを防止するオイルシールとを備えた燃料噴射ポンプにおいて、前記オイルシールは、前記主リップより前記ベアリング側に前記カムシャフトの外周面に摺接する補助リップを具備したことを特徴とする燃料噴射ポンプ。
IPC (3件):
F02M 59/44 ,  F01M 11/00 ,  F16J 15/32 311
FI (4件):
F02M 59/44 D ,  F02M 59/44 R ,  F01M 11/00 T ,  F16J 15/32 311 U
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 列型燃料噴射ポンプ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-307954   出願人:日本電装株式会社
  • 軸受密封装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-090498   出願人:川崎製鉄株式会社

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