特許
J-GLOBAL ID:200903034254359910
超音波診断用バルーン
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
影井 俊次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-250103
公開番号(公開出願番号):特開平8-084733
出願日: 1994年09月20日
公開日(公表日): 1996年04月02日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 超音波伝達媒体を供給しない状態では挿入部材の周胴部に位置して、挿入部材の先端面を開放し、超音波伝達媒体を供給すると、確実に前方に大きく膨出して、挿入部材から突出した状態で作動する超音波診断装置を超音波伝達媒体内で作動させることができるバルーンを提供する。【構成】 バルーン20の基端側の開口部は小径となった係止部20aで、係止リング21が連設され、この係止リング21は先端硬質部2cに形成した円周状の凹溝5に嵌合・固定される。係止部20aより前方の部位は拡径された容袋部20bとなり、この容袋部20bの先端部には、自由状態ではその内径が極めて小さい保持リング22が設けられている。可撓性ワイヤ31の先端に球形の作動駒32を装着したリング離脱手段30が、処置具挿通チャンネル4に挿通されて、作動駒32が保持リング22の内側に位置させる。
請求項(抜粋):
挿入部材に超音波診断装置を挿通ガイドさせ、この超音波診断装置を挿入部材の先端から所定の長さ突出させた状態で超音波走査を行わせる際に、この超音波診断装置と体腔内壁との間に超音波伝達媒体を介在させるために、前記挿入部材の先端に装着され、流体供給部から供給される超音波伝達媒体を収容するバルーンにおいて、可撓性容袋からなり、基端側開口側端部には、自由状態では挿入部材の外径より小径となり、かつ挿入部材に設けた係止用の凹溝に係止するための弾性部材からなる係止リングが連設された係止部で、中間部はこの係止部より大径となった容袋部となり、この容袋部の先端側は、内径の小さい弾性リングで形成され、挿入部材の先端側周胴部に嵌合される保持リングを連設してなり、超音波診断を行う際には、この保持リングを挿入部の周胴部から離脱させるリング離脱手段を挿入部材側に設ける構成としたことを特徴とする超音波診断用バルーン。
IPC (2件):
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