特許
J-GLOBAL ID:200903034254953455

フィン・チューブ熱交換器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-123412
公開番号(公開出願番号):特開平8-327270
出願日: 1996年05月17日
公開日(公表日): 1996年12月13日
要約:
【要約】【課題】 従来のフィン・チューブ熱交換器では、温度境界層が発達し易い、伝熱管の後方に伝熱特性の悪い無効空間が生じる、各部の流体相互の混合が十分でない、などの理由によって、熱交換効率の確保が十分でなかった。【解決手段】 従来のフィン・チューブ熱交換器において、伝熱管の周囲に沿って流体の流動を誘導し、流体の混合と発散を促して交換熱量が向上するよう、平板フィンの各面上伝熱管の周囲に、突起したスリット部からなるスリット形切り起こし群を設けた。さらに、平板フィンの片面からその裏面に流体の流動を誘導し、温度境界層を寸断したり、流体の乱流化を促して交換熱量が向上するよう、平板フィンの各面上、伝熱管の上流側周辺部と下流側周辺部に各々、開口を有する第1及び第2のルーバ形切り起こし部を設けた。
請求項(抜粋):
互いに所定間隔をおいて平行に配置した複数枚の平板フィン(1)と、前記の各平板フィン(1)を順次に貫通していくように設けた伝熱管(2)とから構成され、前記の各平板フィン(1)の間に流体を流すことにより、流体と前記伝熱管(2)内の媒体との間で熱交換が行われるようにしたフィン・チューブ熱交換器において、前記伝熱管(2)の周囲に沿って流体の流動を誘導する、突起したスリット部からなるスリット形切り起こし群(20)を、前記平板フィン(1)の各面上、前記伝熱管(2)の周囲に設けたこと、及び、前記平板フィン(1)の片面から裏面に流体の流動を誘導する、開口を有する第1及び第2のルーバ形切り起こし部(30a、30b)を、前記平板フィン(1)の各面上、前記伝熱管(2)の上流側周辺部と下流側周辺部に各々設けたことを特徴とするフィン・チューブ熱交換器。
FI (2件):
F28F 1/32 R ,  F28F 1/32 Q

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