特許
J-GLOBAL ID:200903034256578090

エンジンの吸気装置及び吸気供給方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-266071
公開番号(公開出願番号):特開平5-106452
出願日: 1991年10月15日
公開日(公表日): 1993年04月27日
要約:
【要約】【目的】 P,S両ポートが開かれているときに、両ポートから燃焼室内に流入するエアの相互干渉を防止することができ、混合気の燃焼性を高めることができるエンジンの吸気装置ないし吸気供給方法を提供する。【構成】 スワールを生成するPポート4と、S弁16を備えタンブルを生成するSポート5とが設けられたエンジンEの吸気装置において、シリンダ軸線方向からみて、シリンダヘッド下面部とピストン上面部の少なくとも一方において、スワールの生成を促進するスワールアシストマスク31と、タンブルの生成を促進するタンブルアシストマスク32と、スワールとタンブルの相互干渉を防止し、かつ圧縮上死点ではPポート4側のスワールとSポート5側の逆スワールとを合流させ、混合気の燃焼性を高めるスワールブレイクマスク33が設けられていることを特徴とする。また、Pポート4の横断面形状において、重心がシリンダ外周側に偏っており、これによってPポート4から燃焼室6に流入するエアが燃焼室6内での周方向の流れを助長してスワールの生成を促進するようになっていることを特徴とする。
請求項(抜粋):
燃焼室内にシリンダ円周方向の渦流を生成させるスワール生成用のPポートと、所定の高吸入空気量域で開かれるポート開閉弁を備え該ポート開閉弁が開かれたときには燃焼室内に吸気を流入させるSポートとが設けられたエンジンの吸気装置において、上記Sポートが、燃焼室内にシリンダ軸線方向の渦流を生成させるタンブル生成用ポートに設定されているとともに、シリンダ軸線方向からみて、シリンダヘッド下面部とピストン上面部の少なくとも一方において、隣り合うPポート開口部と排気ポート開口部との間の燃焼室周部と、隣り合うSポート開口部と排気ポート開口部との間の燃焼室周部とに、夫々燃焼室の一部をなしシリンダ軸線方向に延びる縦壁部が設けられ、上記Pポート側縦壁部の内周がシリンダ内周面に沿うような略円弧状に形成され、上記Sポート側縦壁部の内周がSポート軸線とほぼ平行となるような略直線状に形成されていることを特徴とするエンジンの吸気装置。
IPC (5件):
F02B 31/02 ,  F02B 17/00 ,  F02B 23/08 ,  F02B 31/00 ,  F02M 69/04

前のページに戻る