特許
J-GLOBAL ID:200903034257526833

拡管組立式中空カム軸

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安形 雄三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-284361
公開番号(公開出願番号):特開平9-100703
出願日: 1995年10月06日
公開日(公表日): 1997年04月15日
要約:
【要約】【課題】 カム軸の組立法にコスト的に有利な拡管固定法を用い、拡管組立時のマンドレル押し込み力が低く、中空軸の伸びや曲がりが小さく精度の良い組立が可能な、半径方向断面形状がスプライン型をしたマンドレルを使用し、カムロブの摩耗面の熱処理後にも内径面の加工が容易で、精度の良い加工が可能であり、拡管固定強度が安定した信頼性の高い低コストなカム軸の構造を提案する。【解決手段】 中空軸の外径所定位置に隙間をもってカムロブを通して位相決めを行なって後、断面がスプライン形状の加工頭部を有するマンドレルを前記中空軸の内径に押し通し、前記加工頭部の歯の先端部で前記中空軸を拡管することにより、前記中空軸と前記カムロブとを一体に結合組立てて成る拡管組立式中空カム軸において、前記カムロブの外周部硬さがHRC55以上であり、内周部硬さがHRB85乃至HRC28であると共に、前記中空軸の硬さがHRB90乃至HRB100であり、前記中空軸の外径部の前記カムロブ位置に摩擦係数増加手段を設けている。
請求項(抜粋):
中空軸の外径所定位置に隙間をもってカムロブを通して位相決めを行なって後、断面がスプライン形状の加工頭部を有するマンドレルを前記中空軸の内径に押し通し、前記加工頭部の歯の先端部で前記中空軸を拡管することにより、前記中空軸と前記カムロブとを一体に結合組立てて成る拡管組立式中空カム軸において、前記カムロブの外周部硬さがHRC55以上であり、内周部硬さがHRB85乃至HRC28であると共に、前記中空軸の硬さがHRB90乃至HRB100であり、前記中空軸の外径部の前記カムロブ位置に摩擦係数増加手段を設けたことを特徴とする拡管組立式中空カム軸。
IPC (5件):
F01L 1/04 ,  B21D 39/14 ,  B23P 9/02 ,  B23P 21/00 301 ,  F16H 53/02
FI (7件):
F01L 1/04 H ,  F01L 1/04 J ,  B21D 39/14 ,  B23P 9/02 ,  B23P 21/00 301 A ,  F16H 53/02 B ,  F16H 53/02 A
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • エンジン用カム軸
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-113642   出願人:日本精工株式会社
  • カムシャフト
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-046827   出願人:三菱マテリアル株式会社
  • 特開昭62-104661
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審査官引用 (4件)
  • エンジン用カム軸
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-113642   出願人:日本精工株式会社
  • カムシャフト
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-046827   出願人:三菱マテリアル株式会社
  • 特開昭62-104661
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