特許
J-GLOBAL ID:200903034258330053

波長変換素子および波長変換装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 谷 義一 ,  阿部 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-020560
公開番号(公開出願番号):特開2004-233534
出願日: 2003年01月29日
公開日(公表日): 2004年08月19日
要約:
【課題】任意の励起波長数に対応した設計が可能で、かつ、変換効率の低下がなく、さらに、実用的な大きさの非線形材料を用いて容易に構成することが可能な波長変換素子および波長変換装置を提供すること。【解決手段】波長変換素子に備える非線形光学媒質を、その非線形定数の変調周期が光の進行方向に基本周期Λ0と略同一でかつ略連続的に変化する変調単位構造をもち、かつ、この変調単位構造が周期Λf(>Λ0)で繰り返された周期変調構造を有するように構成し、さらに、位相不整合量Δβが、2π/Λ0±2πi/Λf(i=0,1,...,n:nは正の整数)、または、2π/Λ0±2π(2i+1)/Λf(i=0,1,...,n:nは正の整数)、もしくは、2π/Λ0+2πi/Λf(i=m,m+1,...,n:m,nは正または負の整数であり、|m|≠|n|)において変換効率を極大ならしめるようにした。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
非線形光学媒質を備え、当該非線形光学媒質に次式を満足する3つの波長(λ1、λ2、λ3:但しλ1=λ2の場合を含む)のうちの1つまたは2つの波長の光を入射させ、当該非線形光学媒質内で生じる2次非線形光学効果によって、前記3つの波長のうちの何れかであり、かつ、少なくとも入射光の1つの波長とは異なる波長の出射光に変換する波長変換素子であって、 前記非線形光学媒質は、非線形定数の変調周期が光の進行方向に基本周期Λ0と略同一でかつ略連続的に変化する変調単位構造を有し、かつ、当該変調単位構造が前記基本周期Λ0よりも長い周期Λfで繰り返された周期変調構造を有していることを特徴とする波長変換素子。
IPC (2件):
G02F1/37 ,  G02F1/377
FI (2件):
G02F1/37 ,  G02F1/377
Fターム (13件):
2K002AA02 ,  2K002AB12 ,  2K002BA01 ,  2K002BA04 ,  2K002CA02 ,  2K002CA03 ,  2K002CA05 ,  2K002CA13 ,  2K002DA01 ,  2K002DA06 ,  2K002DA11 ,  2K002FA26 ,  2K002HA20
引用文献:
審査官引用 (3件)
  • Optics Letters, 1998, Vol.23,No.11, 864-866
  • Nonlinear Optics:Materials,Fundamentals, and Applications, 2000 Technical Digest, 200008, 162-164
  • 第63回応用物理学関係連合講演会講演予稿集, 200209, No.3, 1043 26p-B-7

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