特許
J-GLOBAL ID:200903034270839026

オーディオ信号符号化方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-204915
公開番号(公開出願番号):特開2002-026736
出願日: 2000年07月06日
公開日(公表日): 2002年01月25日
要約:
【要約】【課題】 オーディオ信号符号化装置に係り、特に装置の許容歪み、使用ビット数が許容範囲を適正値に入れるまでの算出推定ループの回数を良好に削減可能な符号化装置を提供する。【解決手段】 時間-周波数変換部11と聴覚モデル部12と量子化符号化部13とビットストリーム化部14を有するオーディオ信号符号化装置において、前記量子化符号化部13は、量子化歪みが、前記聴覚モデル部12から算出される許容ノイズレベル以下に収まるように制御を行なう量子化歪算出判断手段134とバンドレベル変更手段135とを有するブロックと、量子化を行ない、範囲内に収まるよう制御するビット数算出判断手段132と、全帯域レベル変更手段133とを有するブロックとより構成され、前記ブロックにおける全帯域レベル変更手段133の初期値を推測する全帯域レベル推測手段131を先頭に有する構成とした。
請求項(抜粋):
オーディオ信号が供給される時間-周波数変換ステップと聴覚モデルステップと、前記時間-周波数変換ステップと聴覚モデルステップの各出力が供給される量子化符号化ステップと、前記量子化符号化ステップの出力が供給されるビットストリーム化ステップとを有して、前記オーディオ信号を符号化する際に、前記量子化符号化ステップは、量子化を行ない、使用ビット数が所定ビット数の範囲内に収まるように制御を行なう使用ビット数算出判断ステップと、周波数スペクトル全帯域のレベルを変更する全帯域レベル変更ステップと、量子化歪みが、前記聴覚モデルステップから算出される許容ノイズレベル以下に収まるように制御を行なう量子化歪算出判断ステップと、バンドレベルを変更するバンドレベル変更ステップとを有するオーディオ信号符号化方法であつて、前記時間-周波数変換ステップより供給される周波数スペクトルに対して、2の対数を取ることで求められる周波数スペクトル値をビット表現するのに必要な第1のビット数と、そのビット表現が何ビット幅であるかを示す補助情報としての第2のビット数と、前記所定ビット数とを用いて、前記全帯域レベル変更ステップの初期値を推測する全帯域レベル推測ステップを前記量子化符号化ステップの先頭に設けるようにしたことを特徴とするオーディオ信号符号化方法。
IPC (3件):
H03M 7/30 ,  G10L 19/02 ,  G10L 19/00
FI (3件):
H03M 7/30 A ,  G10L 7/04 G ,  G10L 9/18 M
Fターム (9件):
5D045DA20 ,  5J064AA02 ,  5J064BA09 ,  5J064BA16 ,  5J064BB07 ,  5J064BC02 ,  5J064BC16 ,  5J064BC29 ,  5J064BD01
引用特許:
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る