特許
J-GLOBAL ID:200903034275024381
サーマルヘッドおよびその製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
田中 香樹 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-151674
公開番号(公開出願番号):特開2002-337377
出願日: 2001年05月21日
公開日(公表日): 2002年11月27日
要約:
【要約】【課題】 感熱記録紙や転写媒体にできる筋状痕を目立たなくして、濃度むらの防止と光沢性の向上を図ること。【解決手段】 発熱抵抗体層3はスリット7によって分離されて形成された複数の発熱抵抗部6を含む。発熱抵抗部6には個別電極4と共通電極5とが接続される。スリット7は共通電極5の下方に延在しているとともに、共通電極4と発熱抵抗部6との接続境界は発熱抵抗部6の配列方向つまり主走査方向に延びる直線で規定される。スリット7は共通電極5側に延びて発熱抵抗部6の形状を均一化し、抵抗値を安定化させる。しかも、スリット7は共通電極5の表面に露出していないので、共通電極5表面に大きい凹凸を生じさせない。したがって、共通電極5上を通過する感熱記録紙等に大きな筋状が残るのを防止できる。
請求項(抜粋):
間隙を有して配列された複数の発熱抵抗部を含む発熱抵抗体層と、前記発熱抵抗部に個別接続された個別電極と、前記発熱抵抗部に共通接続された共通電極と、前記個別電極、共通電極および発熱抵抗部を覆う耐摩耗性保護膜とを具備し、前記発熱抵抗部の間隙が前記共通電極の下方に延在しているとともに、前記共通電極と前記発熱抵抗部との接続境界が該発熱抵抗部の配列方向に延びる直線で規定されていることを特徴とするサーマルヘッド。
Fターム (2件):
引用特許:
前のページに戻る