特許
J-GLOBAL ID:200903034282643119

車両用ブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-216403
公開番号(公開出願番号):特開平7-069201
出願日: 1993年08月31日
公開日(公表日): 1995年03月14日
要約:
【要約】【目的】 本発明は自動ブレーキ機構とアンチロックブレーキ機構(ABS)とを備える車両用ブレーキ装置に関し、ABS故障下で自動ブレーキが作動して車輪がロック状態に陥るのを防止することを目的とする。【構成】 ABSに故障が生じているかを判別する(ステップ100)。故障時には衝突の可能性を判定する判定距離を長く設定して車間距離警報を発するタイミングを早期に補正すると共に自動ブレーキの設定ブレーキ油圧を低減補正する(ステップ102,104)。次いでレーダ等により車両前方障害物との距離を検出し、上記した判定距離を基準に異常接近しているかを判別する(ステップ106)。異常であれば警報を発すると共にABSの正常・異常状態に応じて設定したブレーキ油圧で自動ブレーキを作動させる(ステップ108,110)。
請求項(抜粋):
車両前方障害物との距離を監視し、安全な距離が確保されていないことを検知した場合、車輪のブレーキ機構に対して所定のブレーキ油圧を供給する自動ブレーキ機構と、前記車輪のロック状態を監視し、制動時にロック状態を検出した場合、前記ブレーキ機構に供給されているブレーキ油圧を減圧してロック状態を解除するアンチロックブレーキ機構とを備える車両用ブレーキ装置において、前記アンチロックブレーキ機構の作動状態を監視することにより該アンチロックブレーキ機構の異常を検出する異常検出手段と、該異常検出手段により前記アンチロックブレーキ機構の異常が検出された際には、前記自動ブレーキ機構が前記ブレーキ機構に供給するブレーキ油圧の設定圧を、所定の水準まで減圧させる異常処置手段とを備えることを特徴とする車両用ブレーキ装置。
IPC (3件):
B60T 8/92 ,  B60R 21/00 ,  B60T 7/12
引用特許:
審査官引用 (1件)

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