特許
J-GLOBAL ID:200903034287285156
エンジンの触媒活性化方法及び触媒活性化装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
田代 烝治 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-200766
公開番号(公開出願番号):特開平10-047039
出願日: 1996年07月30日
公開日(公表日): 1998年02月17日
要約:
【要約】【課題】 エンジンの冷態始動時において、排気温度の上昇による触媒の早期活性化を図りつつ、重質燃料使用時の運転性等の悪化を防止すること。【解決手段】 点火時期制御可否判定部82は、冷却水温TWが所定の温度範囲内にあって、かつ、エンジン始動後の経過時間TSが所定時間に達していないときは、触媒が未活性状態でかつ点火時期制御可能と判定する。点火時期調整部84は、エンジン回転数Neが目標回転数NeTG以上の場合は、点火時期を遅角させて排気温度を上昇させ、エンジン回転数Neが目標回転数NeTGを下回るときは進角させて通常の点火時期に近づける設定を行う。これにより、標準燃料使用時には排気温度の上昇によって触媒を早期に活性化でき、重質燃料使用時には燃焼状態を安定化することができる。
請求項(抜粋):
アイドリング時における触媒の活性化促進を点火時期の制御により行うエンジンの触媒活性化方法において、前記触媒が未活性状態でかつ前記点火時期制御を行うべきか否かを判定する点火時期制御可否判定工程と、エンジン回転数が所定の目標回転数以上であるか否かを判定する回転数判定工程と、前記点火時期制御が必要であると判定された場合に、エンジン回転数が前記エンジンの所定の目標回転数以上の回転数領域においては点火時期を通常の点火時期よりも遅角させ、前記所定の目標回転数を下回った回転数領域では点火時期を進角させて前記通常の点火時期に近づけるように点火時期の調整を行う点火時期調整工程と、から成ることを特徴とするエンジンの触媒活性化方法。
IPC (6件):
F01N 3/20
, F01N 3/24
, F02D 41/16
, F02D 43/00 301
, F02D 43/00
, F02P 5/15
FI (8件):
F01N 3/20 D
, F01N 3/24 U
, F02D 41/16 P
, F02D 43/00 301 A
, F02D 43/00 301 L
, F02P 5/15 B
, F02P 5/15 E
, F02P 5/15 K
引用特許:
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