特許
J-GLOBAL ID:200903034288291672
造成地形のモデリング方法及び装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高崎 芳紘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-064844
公開番号(公開出願番号):特開平7-271847
出願日: 1994年04月01日
公開日(公表日): 1995年10月20日
要約:
【要約】【目的】 地形を造成して生じる造形状を、3次元コンピュータ・グラフィックスにより表現するために、高速で高精度なモデリング方法を提供する。【構成】 地形面と造成面を表示し、Zバッファとフレームバッファを参照して、両者の交線形状を求める。格子状の格子点による標高値だけでなく、格子の線上および内部にも標高値を設定して形状を定める。【効果】 本発明によれば、処理が単純なZバッファアルゴリズムにより造成形状を求めているので、処理を高速化できる。また、格子の間隔以下の細かな地形情報も表現できるので、造成形状の高精度化ができる。
請求項(抜粋):
メッシュ状に分割してその格子点位置の標高値で表した地形面データと、その平面形状及び上記格子点位置における標高値から成る造成面データとが与えられたときに、上記地形面データ及び造成面データの有するどの標高値よりも大きい標高値を持つ視点を定め、地形面及び造成面を上記格子点を頂点とする三角形に分割する第一次分割を行い、上記メッシュを複数の小メッシュに分割したときの小メッシュの小格子点を上記格子点の標高値から内挿によって求め、上記第一次分割によって生成された各三角形を、その頂点及び辺上の上記小格子点の標高値を上記視点からの垂直距離に換算したZ値で表してZバッファに格納し、造成面と地形面とが重なっている領域では上記Z値がより小さい方を上記Zバッファから取り出す隠面処理を行い、また重なっていない領域では造成面のZ値をそのまま取り出し、さらに各造成面と地形面の各々には異なる表示属性を与えて表示用画素値としてフレームバッファへ格納し、表示画面上で隣接する上記小格子点であってその小格子点対応の上記フレームバッファの画素値が異なる表示属性を有する小格子点を境界点として検出し、上記境界点から地形面と造成面の境界を与える交線形状を求め、該交線形状の外側を三角形要素に分割して地形面の表示属性を与え、かつ上記交線形状の内側を三角要素に分割して造成面の表示属性を与える第二次分割を行い、こうして生成された三角要素を用いて三次元グラフィック表示を行うことを特徴とする造成地形のモデリング方法。
IPC (3件):
G06F 17/50
, G06F 3/153 320
, G06T 17/40
FI (2件):
G06F 15/60 450
, G06F 15/62 350 K
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