特許
J-GLOBAL ID:200903034295013734

極低温流体の温度を調節する装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-129985
公開番号(公開出願番号):特開平8-320099
出願日: 1996年05月24日
公開日(公表日): 1996年12月03日
要約:
【要約】【解決課題】 製作コスト及び処理コストの低い断熱システムを有する極低温流体の温度を調節する装置及び方法を提供する。【解決手段】 外壁6及び内壁8を有する貯蔵容器2は、該内壁8と外壁6との間の断熱空間10、該内壁8内部に規定された液化ガスを貯蔵する内部チャンバ12を備える。該内部チャンバ(12)周囲に可変熱抵抗を実現するために、熱制御流体を該断熱空間(10)内部に含む。流体導管(30)は、該内部チャンバ(12)と流体連通関係にある入り口及び出口と、該断熱空間(10)内に配された熱交換器コイル(36)とを有する。制御バルブ(38)は、極低温液体がコイル(36)を通過する際に熱制御流体と熱交換関係にあるように、極低温液体を流体導管(30)を通して流すことができる。断熱空間内の制御ガスの圧力を調節することができるので、流体導管(30)を通過する極低温液体野流速を制御することで内部チャンバ(12)への熱流を制御できる。
請求項(抜粋):
液化ガスを貯蔵するための貯蔵容器であって、液化ガスを維持するチャンバを規定する内壁及び該内壁との間に空間を規定する外壁と、該液化ガスに対する熱流を調節する該空間内に配設された熱制御流体と、該チャンバと流体連通関係にある入り口及び出口を有し、該空間を通過し、該空間内に熱転移部分を規定する流体導管と、該流体導管を通過する液化ガスの流れを制御する制御バルブと、を備え、該液化ガスが該流体導管の熱転移部分を通過する際に、該液化ガスは該熱制御流体と熱交換関係にあることを特徴とする貯蔵容器。

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