特許
J-GLOBAL ID:200903034296901757
変速機の制御方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
木村 高久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-249484
公開番号(公開出願番号):特開平7-103327
出願日: 1993年10月05日
公開日(公表日): 1995年04月18日
要約:
【要約】【目的】クラッチで発生する負荷を主副変速機で分担させる事によりトランスミッション全体の耐久性を向上させるとともに、逆変速ショックの無いスムーズな変速をなし得るようにする【構成】この発明では、変速時係合しようとするクラッチが前記副変速クラッチおよび主変速クラッチの両方であるとき、変速の際、副変速クラッチによって変速機内部の回転体の回転数を変化させることによって係合すべき主変速クラッチの相対回転数を速やかに収束させるようにして、負荷の容量に余裕のある副変速クラッチ側に負荷を分担させ、主変速機側に負荷が集中するのを防止するようにする。
請求項(抜粋):
トランスミッション入力軸から第1段目にある複数の副変速クラッチと第2段目にある複数の主変速クラッチとを有し、副変速クラッチと主変速クラッチとの組合わせで速度段を選択するトランスミッションと、このトランスミッションの複数のクラッチに対し個別に接続され、入力された電気指令に対応する油圧を当該クラッチに発生させる複数の圧力制御弁とを具えた変速機の制御方法において、変速時係合しようとするクラッチが前記副変速クラッチおよび主変速クラッチの両方であるとき、以下のように制御する事を特徴とする変速機の制御方法。(a)係合しようとする主変速クラッチおよび副変速クラッチに対応する圧力制御弁を作動する。(b)係合しようとする副変速クラッチに対応する圧力制御弁のフィリングタイムの終了を確認すると、この副変速クラッチの油圧を低圧に保持する。(c)係合しようとする主変速クラッチに対応する圧力制御弁のフィリングタイムの終了を確認すると、この主変速クラッチの油圧を所定の油圧値に保持するとともに、前記係合しようとする副変速クラッチの油圧を前記低圧値から任意の傾きで漸増させ、さらにオフしようとする主変速クラッチおよびロックアップクラッチの油圧をオフする。(d)副変速クラッチ側の係合を検出すると、副変速クラッチの油圧を所定の低圧値まで降下させるとともに、主変速クラッチ側の油圧を任意の傾きで漸増させ、さらにオフしようとする副変速クラッチの油圧をオフする。(e)主変速クラッチの係合を確認すると、副変速クラッチの油圧を任意の傾きで漸増させる(f)副変速クラッチの係合を確認したら、ロックアップクラッチの係合を開始する。
IPC (2件):
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