特許
J-GLOBAL ID:200903034300719012

清潔布の製造方法と清潔布

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-277532
公開番号(公開出願番号):特開2003-089973
出願日: 2001年09月13日
公開日(公表日): 2003年03月28日
要約:
【要約】【課題】 液体原料がコンベアに粘着したり、流動して不平均になるのを防止し、結合性が強く、多気孔性で清潔力が強く、使用できなくなり捨てたときは細菌作用で無害物質に分解できる清潔布とその製造方法を提供する。【解決手段】 従来の高温乾燥式単面加熱式発泡過程に代えて、発泡反応水槽5を設置し、その中に90°C〜110°Cに加熱した水を入れて、加工物をこの水の中を通過させて発泡反応作業を行い、それで繊維質の両表面が均一に発泡できるようにして多数の透気性気孔を形成し、結合性の強い多孔性のある半成品の清潔布にし、次に洗浄脱酸冷却過程6により、冷却し且つ触媒を洗浄により除去して脱酸させ、洗浄圧縮過程7により、中性にして且つ圧縮し、気孔の中に残存する水分を除去し、再乾燥過程により再び乾燥させて、多数のやや大きい気孔を持ち、安定性があり、結合性の良好な完成した清潔布とし且つその製造方法とする。
請求項(抜粋):
原料準備作業を第一過程とし、ポリビニールアルコールを水と混合してから加熱し同時に撹拌して粒状物がない液体にして温度を降下させ第一原料を準備し、植物性澱粉を水と混合且つ加熱し同時に撹拌して糊状にし第二原料として準備し、第一触媒を第三原料として準備し、第二触媒を第四原料として準備し、繊維質板を第五原料として準備し、原料撹拌混合作業を第二過程とし、前記第二原料および前記第三原料を混合して充分に撹拌し第二混合原料とし、前記第二混合原料と前記第一原料とを混合し且つ前記第四原料を混合して充分に撹拌し飽和混合原料とし、塗布作業を第三過程とし、前記飽和混合原料を前記第五原料の繊維質板の上下両面に均一に塗布し、熱乾燥定型作業を第四過程とし、前記飽和混合原料を塗布した前記第五原料を加熱して液状の前記飽和混合原料をほぼ硬化させ、水式発泡反応作業を第五過程とし、前記第四過程を終了した前記硬化した飽和混合原料が塗布されている前記第五原料を加熱した水の中に通過させ、前記飽和混合原料に相互のブリッジ作用を発生させ、水分を排除できるように充分にリンキングさせ、結合性の強い多孔性の半成品の清潔布に形成し、洗浄脱酸冷却作業を第六過程とし、前記第五過程を終了した前記半成品の清潔布を冷却し、前記第三原料の第一触媒と第四原料の第二触媒とを洗浄により除去して脱酸させ、洗浄圧縮作業を第七過程とし、前記第六過程を終了した前記半成品の清潔布を洗浄し、中性にし且つ圧縮して内部にある気孔の中に残存する水分を除去し、再乾燥作業を最終の第八過程とし、前記第七過程を終了した前記清潔布を再び乾燥させ、多数のやや大きい気孔をもち安定性があり結合性に優れる清潔布を完成させ、前記繊維質板の両表面を加熱する熱源を設け、前記第五過程の水式発泡反応作業では反応水槽を使用し、その反応水槽の中に前記第一触媒および第二触媒を溶解した水を入れて加熱し、前記反応水槽の中で加熱した水中を前記飽和混合原料を塗布し且つ硬化させた前記繊維質板を通過させて発泡反応を発生させ、前記反応水槽の中の水の温度と前記反応水槽の長さと前記繊維質板の進行速度とは調節可能であることを特徴とする清潔布の製造方法。
IPC (4件):
D06M 15/11 ,  A47L 17/00 ,  D06B 19/00 ,  D06M 15/333
FI (4件):
D06M 15/11 ,  A47L 17/00 Z ,  D06B 19/00 D ,  D06M 15/333
Fターム (10件):
3B154AB18 ,  3B154BA19 ,  3B154BA60 ,  3B154BB39 ,  3B154BE03 ,  3B154DA21 ,  4L033AC15 ,  4L033CA06 ,  4L033CA29 ,  4L033DA01

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