特許
J-GLOBAL ID:200903034301999531

冷間加工性と高強度特性を兼備した高周波焼入れ用鋼材とその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 久喬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-032312
公開番号(公開出願番号):特開平11-217649
出願日: 1998年01月30日
公開日(公表日): 1999年08月10日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 冷間鍛造や切削工程で製造される部品の製造時に冷間加工性に優れ、同時に高周波焼入れ後に、優れた強度特性を有する高周波焼入れ用鋼材とその製造方法を提供する。【解決手段】 C、Si、Mn、S、Cr、B、Al、N、Ti、Mo、Ni、Nbを特定し、かつ、ミクロ組織は実質的にフェライト・パーライト組織であり、フェライト結晶粒径が25μm以下であり、熱間圧延方向に平行な断面の組織のフェライトバンドの評点が1〜5である鋼材。また、上記成分の鋼を加熱温度を1050°C以上、仕上げ温度を800〜1000°Cで熱間圧延して800〜500°Cの温度範囲を1°C/秒以下で徐冷する製造方法。
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.38超〜0.58%、Si:0.01〜0.15%、Mn:0.2〜0.6%、S:0.005〜0.15%、Cr:0.15〜0.6%、B:0.0005〜0.005%、Al:0.015〜0.05%、N:0.007%未満(0%を含む)を含有し、TiをN含有量に応じて、0.015〜3.4N+0.02%の範囲含有し、P:0.025%以下(0%を含む)、O:0.0025%以下(0%を含む)に各々制限し、残部が鉄および不可避的不純物からなり、かつ、ミクロ組織は実質的にフェライト・パーライト組織であり、フェライト結晶粒径が25μm以下であり、熱間圧延方向に平行な断面の組織のフェライトバンドの評点が1〜5であることを特徴とする冷間加工性と高強度特性を兼備した高周波焼入れ用鋼材。
IPC (5件):
C22C 38/00 301 ,  C21D 8/06 ,  C21D 9/52 103 ,  C22C 38/32 ,  C22C 38/54
FI (5件):
C22C 38/00 301 A ,  C21D 8/06 A ,  C21D 9/52 103 B ,  C22C 38/32 ,  C22C 38/54
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平4-228519
  • 特開平3-177537
  • 特開平2-290640
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