特許
J-GLOBAL ID:200903034303734829

気圧式倍力装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-250011
公開番号(公開出願番号):特開平8-085442
出願日: 1994年09月19日
公開日(公表日): 1996年04月02日
要約:
【要約】【目的】 気圧式倍力装置において、通常の使用状態の操作性を損なうことなく、大出力領域の入力を軽減する。【構成】 第1、第2ハウジング4内をパワーピストン8,9 により第1、第2定圧室4a,5a(負圧)と第1、第2変圧室4b,5bとに画成する。入力ロッド14に連結したプランジャ24の移動に応じて制御弁18を切換え、第1、第2変圧室4b,5bに大気(正圧)を導入し、第1、第2定圧室4a,5aとの差圧より生じるパワーピストン8,9 の推力をリアクションディスク11を介して出力ロッド12に付与し、その反力の一部をプランジャ24に作用させる。リアクションディスク11とプランジャ24との間に調整機構25を介装する。入力ロッド14からの入力が所定荷重に達すると、調整機構25の圧縮ばね28が短縮してプランジャ24が移動し、入力にかかわらずパワーピストン8,9 の推力が増大するので、大出力領域での入力を軽減できる。
請求項(抜粋):
ハウジング内をパワーピストンによって定圧室と変圧室とに画成し、入力ロッドに連結されたプランジャの移動に応じて前記変圧室に気体を導入して前記定圧室との間に圧力差を生じさせることより前記パワーピストンに生じた推力をリアクション部材を介して出力ロッドに付与するとともに、その反力の一部を前記リアクション部材を介して前記プランジャに作用させるようにした気圧式倍力装置において、前記リアクション部材とプランジャとの間に、所定の圧縮荷重によって短縮するように弾性を持たせた調整機構を介装したことを特徴とする気圧式倍力装置。

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