特許
J-GLOBAL ID:200903034307217594

3次元偏心光路を備えた画像表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 韮澤 弘 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-228737
公開番号(公開出願番号):特開2002-040361
出願日: 2000年07月28日
公開日(公表日): 2002年02月06日
要約:
【要約】【課題】 1つの画像表示素子からの映像をハーフミラーを利用せずに両眼に導き、明るく観察でき、諸収差の補正を容易にした画像表示装置。【解決手段】 観察光学系が、左接眼部10’と右接眼部10と単一の画像表示素子3からの光束を左右の接眼部10’、10に導く3次元光路振り分け部20とを含み、左右の接眼部が少なくとも2面以上の反射面12、13を有し、左右の接眼部の軸上主光線の偏心光路面が略同一平面に形成されるように構成され、3次元光路振り分け部20は、左右対称な光路を形成できるように、左右対称に光学面が配置され、その少なくとも左右2組の反射面が、左右の接眼部によって形成される偏心光路面に対して垂直な方向の成分をも含めた3次元偏心方向に左右各々の光束の軸上主光線を反射させるように構成されている画像表示装置。
請求項(抜粋):
観察画像を画像表示部に形成する画像表示素子と、前記画像表示素子が形成した画像を観察者眼球位置に相当する瞳に導く観察光学系とを含んだ画像表示装置において、前記画像表示素子が、複数の画素を単板上に並設させた1枚の画像表示素子を有して構成され、前記1枚の画像表示素子の少なくとも中央部分に位置する各画素が、観察者の左右の眼球に光束を導けるような射出角度で画像光束を放射するように構成され、前記観察光学系が、少なくとも、観察者の左眼に光束を導く左接眼部と、観察者の右眼に光束を導く右接眼部と、前記画像表示素子から前記射出角度を持って放射された画像光束を前記左右の接眼部に導く3次元光路振り分け部とを含み、前記左接眼部が、少なくとも2面以上の反射面を有し、その中の少なくとも1つの反射面が偏心収差補正機能を有した回転非対称な曲面反射面にて構成され、前記右接眼部が、少なくとも2面以上の反射面を有し、その中の少なくとも1つの反射面が偏心収差補正機能を有した回転非対称な曲面反射面にて構成され、前記左接眼部の有する前記2面以上の反射面にて形成される軸上主光線の偏心光路面(Y-Z面)と、前記右接眼部の有する前記2面以上の反射面にて形成される軸上主光線の偏心光路面(Y-Z面)とが、略同一平面(Y-Z面)に形成されるように、前記左右接眼部が構成され、前記3次元光路振り分け部は、左右対称な光路を形成できるように、左右対称に光学面が配置され、かつ、前記光学面の中、少なくとも左右2組の反射面が、前記左右の接眼部によって形成される偏心光路面(Y-Z面)に対して垂直な方向(X方向)の成分をも含めた3次元偏心方向に左右各々の光束の軸上主光線を反射させるように構成されていることを特徴とする3次元偏心光路を備えた画像表示装置。
IPC (5件):
G02B 27/02 ,  G02B 5/04 ,  G02B 17/04 ,  G02B 17/08 ,  H04N 5/64 511
FI (6件):
G02B 27/02 Z ,  G02B 5/04 A ,  G02B 5/04 F ,  G02B 17/04 ,  G02B 17/08 A ,  H04N 5/64 511 A
Fターム (5件):
2H042CA01 ,  2H042CA12 ,  2H042CA14 ,  2H042CA17 ,  2H087TA01

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