特許
J-GLOBAL ID:200903034309080847

コンピュータの暴走検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-111591
公開番号(公開出願番号):特開平6-324914
出願日: 1993年05月13日
公開日(公表日): 1994年11月25日
要約:
【要約】【目的】 ウオッチドッグタイマーを用いずにコンピュータの暴走を検出する。【構成】 プログラムメモリ4に格納されたプログラムの複数カ所にチェックプログラム、すなわち、RAM15の数値を読みだし、読み出した数値が一定順序の配列になっているかの判定を行い、新たな数値を書き込むためのチェックプログラムを記載しておく。CPU3がプログラムメモリ4のプログラムを正常に実行すると、上記チェックプログラムによりRAM15には数値1から順に2、3と書き込まれる。CPU3はチェックプログラムの判定処理で、RAM15の数値が昇順で規則正しく変化していることを確認する。この規則性が崩れたことを検出した場合にCPU3は自己が実行しているプログラムに暴走が発生したと見なし、暴走に対処するプログラムを起動する。
請求項(抜粋):
コンピュータのプログラムの実行順序が暴走したことを検出するためのコンピュータの暴走検出方法において、前記プログラム内の特定の複数の位置およびそれら位置の前記コンピュータの実行順序に対応させて、それぞれ異なる識別情報および当該識別情報の接続順序を予め定めておき、前記コンピュータが前記プログラムの実行を開始するときに、前記接続順序において第1番目の識別情報を初期情報としてメモリに記憶しておき、前記コンピュータの前記プログラムの実行位置が前記特定の複数の位置のいずれか1つの特定位置に到達するごとに、前記コンピュータは前記メモリに記憶された識別情報と、当該特定位置に対応する識別情報とが一致しているか否かの比較判定を行い、一致判定が得られた場合は正常作動とみなして前記コンピュータは現在の特定位置の次の接続順序にあたる特定位置の識別情報を前記メモリに書き込みし、不一致判定が得られた場合は前記コンピュータは暴走発生とみなすことを特徴とするコンピュータの暴走検出方法。
IPC (2件):
G06F 11/30 305 ,  G06F 11/00 350
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭57-199056
  • 特開昭60-003045

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