特許
J-GLOBAL ID:200903034310087790
既存柱の耐震補強構造
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
砂場 哲郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-184781
公開番号(公開出願番号):特開平9-013694
出願日: 1995年06月28日
公開日(公表日): 1997年01月14日
要約:
【要約】【目的】 せん断耐力の不足した既存柱や、地震で被災した柱のせん断耐力を向上させ、耐震性能を高める。【構成】 平面視して略コ字形に屈曲加工された被覆用板部材20の両側フランジ部分20aに、所定曲げ角に曲げ加工され、既存柱10の柱高さ方向に並んだ複数のアンカーバー22の先端で既存柱10を挟み込むようにして、被覆用板部材20と既存柱10との間の被り厚さを保持して既存柱10を被覆する。既存柱10の周囲に組み立てられた被覆用板部材20を型枠拘束保持部材で拘束する。被覆用板部材20に形成された注入口26Aより被り部分に充填材を注入して既存柱10と被覆用板部材20とを一体化させた。これにより、現場溶接等の作業工程をなくすことができ、迅速で安価な補強工を行うことができる。
請求項(抜粋):
平面視して略コ字形に屈曲加工された板材の両側フランジ部分に、所定曲げ角に曲げ加工された複数のアンカーバーを既存柱の柱高さ方向に有して、前記既存柱を被覆する被覆用板部材と、前記既存柱を被覆した前記被覆用板部材の周囲に設けられ、前記被覆用板部材の変形変位を阻止する型枠拘束保持部材とを備え、前記アンカーバーの先端で前記既存柱を挟み込むようにして、前記被覆用板部材と前記既存柱との間の被り厚さを保持して前記既存柱を被覆し、前記型枠拘束保持部材が設けられた状態で、前記被覆用板部材に形成された注入口より前記被り部分に充填材を注入し、前記既存柱と前記被覆用板部材とを一体化させたことを特徴とする既存柱の耐震補強構造。
IPC (2件):
FI (2件):
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