特許
J-GLOBAL ID:200903034311702758

気化器のオーバーフロー装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤本 博光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-317793
公開番号(公開出願番号):特開平10-159655
出願日: 1996年11月28日
公開日(公表日): 1998年06月16日
要約:
【要約】【課題】 燃料Fがオーバーフローレベル以上にフロートチャンバー内に供給されるのを防止し得ると共に、オーバーフローレベルより下方のレベルにある場合にはフロートチャンバー内で気化した燃料がオーバーフローパイプによって外部へと排出されるのを防止できる気化器のオーバーフロー装置を提供する。【解決手段】 気化器10のフロートチャンバー14の壁面を貫通するよう上下方向に沿って配設され、上端に形成される流入口21aが前記オーバーフローレベルに位置すると共に下端に形成される排出口21bが外方へと位置するオーバーフローパイプ21と、オーバーフローパイプ21の上端部に固定した籠型のバルブ収納部材22と、バルブ収納部材22の内方に上下動可能に挿入されると共に燃料F内では油面Faに浮上するよう構成されたバルブ25とを備えたものである。
請求項(抜粋):
燃料タンクから送給される燃料をフロートチャンバーに貯留し、吸気通路を流動する空気により吸気通路内に発生する負圧によって前記フロートチャンバーに連通するノズルから燃料を吸い出し、吸気通路内で混合して送給するようにした気化器において、前記フロートチャンバーの壁面を貫通するよう上下方向に沿って配設され、上端に形成される流入口が前記オーバーフローレベルに位置し、下端に形成される排出口が外方へと位置するオーバーフローパイプと、前記オーバーフローパイプの上端部に固定した籠型のバルブ収納部材と、前記バルブ収納部材の内方に上下動可能に挿入されると共に燃料内では油面に浮上するよう構成されたバルブとを備え、前記バルブは、燃料がオーバーフローレベルより下方にあるとき前記流入口に所定の付勢力により密接してこれを閉塞すると共に、燃料がオーバーフローレベルに達した時点で燃料の油面に浮上して前記流入口を開成させるようにしたことを特徴とする気化器のオーバーフロー装置。

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