特許
J-GLOBAL ID:200903034316340552

耐硫化物腐食割れ性に優れた高張力厚鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 正年 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-153015
公開番号(公開出願番号):特開平5-255747
出願日: 1981年02月04日
公開日(公表日): 1993年10月05日
要約:
【要約】【目的】 特に中央偏析の発達し易い連続鋳造工程又は重量20ton 以上の大型鋼塊による造塊工程を経て製造される鋼材について、硫化物割れ感受性が最も高い中央偏析部においても割れが発生しない耐硫化物腐食割れ性に優れた高張力厚鋼板の製造方法を得る。【構成】 鉄と、特定の割合の組成物との合金であり、尚且つ、115 - 200×P* -50Ceq* ≧70[但し、P*=5P, Ceq*= 1.5C+2.5Mn/6 +Ni/15 +(1.5Cr+ 2.5Mo+V)/5]を満足するように調整した溶鋼を連続鋳造または大型鋼塊-分塊工程により鋼片とした後にプレートミルにより最終圧延仕上り温度を 680〜 800°Cで制御圧延する。
請求項(抜粋):
重量基準にて、C: 0.03〜0.20%,Si:0.1 〜1.0%, Mn:0.5〜2.5%、P:0.03%以下、S:0.005%以下、Sol.Al:0.01〜0.05%と、Ni:1.0%以下、Cr:1.0%以下、Mo:1.0%以下、Nb:0.01〜0.08% 、V:0.01〜0.15% 、Ti:0.01〜0.15% の一種または二種以上、Ca:0.0005〜0.01%を含み、残部は鉄及び不可避不純物からなり、且つ、115 - 200×P* -50Ceq* ≧70[但し、P*=5P, Ceq*= 1.5C+2.5Mn/6 +Ni/15 +(1.5Cr+ 2.5Mo+V)/5]を満足するように調整した溶鋼を連続鋳造または大型鋼塊-分塊工程により鋼片とした後にプレートミルにより最終圧延仕上り温度を 680〜 800°Cで制御圧延することを特徴とする耐硫化物腐食割れ性に優れた高張力厚鋼板の製造方法。
IPC (3件):
C21D 8/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/50

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