特許
J-GLOBAL ID:200903034320817142
工作機械用切削液の処理装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
樺澤 襄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-004665
公開番号(公開出願番号):特開平8-192331
出願日: 1995年01月17日
公開日(公表日): 1996年07月30日
要約:
【要約】【目的】 工作機械の切削加工により切削液中に混入した種々の金属粉を効率良く回収でき構造が簡単で安価な工作機械用切削液の処理装置を提供する。【構成】 円筒形の処理槽本体21の上部に、工作機械11の加工により発生した金属粉を含む切削液を処理前の原液として接線方向から導入する原液導入口22を設ける。処理槽本体21の内部に、原液の旋回する原液旋回空間23を介して通液性を有する円筒形の通液板24を同心状に配置する。通液板24の内部に通液間隙26を介して旋回流の内周壁となる円筒形の遮蔽板27を同心状に配置する。通液板24の内側に流入した処理済液を外部へ取出す処理済液取出管30を通液板24の底部から外部に引出す。処理槽本体21の底部に、原液旋回空間23にて凝集作用により大粒化した凝集物を沈澱させる沈澱槽40を設ける。沈澱槽40の底部に、凝集物を上方へ移送して外部へ排出する凝集物排出コンベア42を設ける。
請求項(抜粋):
工作機械の加工により発生した金属粉を含む切削液中から金属粉を除去する工作機械用切削液の処理装置において、処理前の原液を接線方向から導入する原液導入口を上部に有する円筒形の処理槽本体と、この処理槽本体の内部に原液の旋回する原液旋回空間を介して同心状に配置された通液性を有する円筒形の通液板と、この通液板の内部に通液間隙を介し同心状に配置された円筒形の遮蔽板と、前記通液板の底部から外部に引出され通液板の内側に流入した処理済液を外部へ取出す処理済液取出管と、前記処理槽本体の底部に設けられ前記原液旋回空間にて凝集により大粒化した凝集物を沈澱させる沈澱槽とを具備したことを特徴とする工作機械用切削液の処理装置。
前のページに戻る