特許
J-GLOBAL ID:200903034321941521

自動二輪車用制動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-353959
公開番号(公開出願番号):特開平7-196067
出願日: 1993年12月29日
公開日(公表日): 1995年08月01日
要約:
【要約】【目的】 自動二輪車の前後輪の制動力配分特性を簡単な構造で理想配分特性に近づける。【構成】 後輪のブレーキドラム11に支持したブレーキパネル12と、前輪のブレーキキャリパに接続された二次マスタシリンダMc2 とをリンク機構Lを介して連結する。後輪の制動に伴ってブレーキパネル12が矢印a方向に回動すると、第1リンク19が車体の支点20を中心に矢印b方向に回動し、第1リンク19に摺動自在に支持した第2リンク21が二次マスタシリンダMc2 を作動させて前輪を制動する。ブレーキパネル12の回動角が増加すると、第3リンク24に押圧された第2リンク21が第1リンク19上を矢印d方向に摺動し、支点20との距離A2が減少する。これにより、二次マスタシリンダMc2 の出力油圧が後輪の制動力に対して二次関数的に増加する。
請求項(抜粋):
ブレーキ操作子(LL )の操作により後輪(Wr)を制動する後輪制動手段(Br)と、後輪制動手段(Br)にリンク機構(L)を介して接続された二次マスタシリンダ(Mc2 )と、二次マスタシリンダ(Mc2 )からのブレーキ油圧で前輪(Wf)を制動する前輪制動手段(Bf)とを備えて成り、前記リンク機構(L)が後輪制動手段(Br)の制動力を二次関数的に拡大して二次マスタシリンダ(Mc2 )に伝達することを特徴とする、自動二輪車用制動装置。

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