特許
J-GLOBAL ID:200903034326642280
哺乳動物における血液酸素濃度を測定する方法及び酸素濃度計
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
山崎 行造 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-208414
公開番号(公開出願番号):特開平5-261088
出願日: 1992年07月13日
公開日(公表日): 1993年10月12日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 胎児モニタリングの極端な環境において容易に正確に操作できる胎児オキシメーターを供給する。【構成】 500nmから1,000nmまでの範囲の複数の異なる光の波長を同時に発生する。これらの光の波長は、心臓周期の心臓弛緩期の間に生体内でかつ非切開式で未知の血液酸素レベルの血液含有組織を照射し、少なくともこれらの波長の幾つかに、血液含有組織による波長の関数としての微分的減衰を生じさせるようにするために用いられる。この微分的減衰によって、波長、組織、及び未知の血液酸素レベルの関数として、血液含有組織から反射するこれらの波長の強度変化が生じる。心臓弛緩期の間の血液含有組織からのこれらの強度変化は、強度変化に対する波長の心臓弛緩期群を得るべく同時に測定される。
請求項(抜粋):
a. 500nm乃至1,000nm の範囲の、複数の異なる波長の光を同時に発生させる工程、b. 前記哺乳動物の心搏周期の弛緩期部分の間に未知の血液酸素濃度を有する血液含有組織に生体内で非侵入的に前記波長の光を照射し、それによって、前記血液含有組織による少なくともいくらかの波長の、前記波長の関数としての特異的減衰があり、前記特異的減衰が、前記血液含有組織から入射する前記波長の、前記波長、前記組織及び前記の未知の血液酸素濃度の関数としての強度変動をもたらす工程、c. 前記血液含有組織からの前記強度変動を同時に測定し、強度変動対波長の1つの弛緩期セットを得る工程、d. 前記哺乳動物の前記心搏周期の収縮期部分の間に前記血液含有組織に前記波長の光を生体内で非侵入的に照射し、それによって、前記血液含有組織による少なくともいくらかの前記波長の、前記波長の関数としての特異的減衰があり、前記特異的減衰が、前記血液含有組織から入射する前記波長の、前記波長、前記組織及び前記の未知の血液酸素濃度の関数としての強度変動をもたらす工程、e. 前記収縮期部分の間に、前記血液含有組織からの前記強度変動を同時に測定し、強度変動対波長の収縮期セットを得る工程、f. アルゴリズム及びキャリブレーションモデルを用いて前記心搏周期の前記弛緩期部分及び前記収縮期部分の間での前記測定強度変動から、前記血液含有組織における前記未知の血液酸素濃度の値を計算し、前記アルゴリズムが、3つ以上の変量を用いる多変量アルゴリズムであり、臨床的に観察された血液酸素濃度の全体の範囲にわたって少なくともいくらかの非線形をモデルに作ることができ、前記モデルが、血液酸素濃度が既知であるキャリブレーション試料の1セットから構成されており、前記酸素濃度及び、前記セットのキャリブレーション試料に複数の異なる波長の光を照射することから得られる、強度変動対波長の関数であり、前記波長が500nm 乃至1,000nm の範囲である工程を含む、哺乳動物における血液酸素濃度を非侵入的に生体内で測定する方法。
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