特許

J-GLOBAL ID：200903034331033429

画像読み取り装置

発明者： 高橋 篤 ,  中田 俊男 ,  鈴木 淳二 ,  高田 誠
出願人/特許権者： 富士ゼロックス株式会社
代理人 (1件)： 中島 淳 (外3名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-310715
公開番号（公開出願番号）：特開平7-162605
出願日： 1993年12月10日
公開日（公表日）： 1995年06月23日
要約：

【要約】【目的】 特別な基準マーカー等を設けることなく、主走査方向の原稿読み取り開始位置を自動的に且つ適切に設定する。【構成】 プラテン・ガラス上に何も置かれない状態で、1ラインの主走査方向の読み取りが行われると、原稿レジ・ガイドのエッジ付近で2値化処理回路54の出力が白から黒へ変化する。即ち、原稿レジ・ガイドの裏面が白色の場合画像データは白側に近い値になり、それ以外の部分からは反射光がなく画像データは黒側に近い値になるからである。判定回路66では、白から黒への変化点を検出し、このエッジに対応する黒画素の先頭アドレスがラッチ回路70にラッチされ、レジスタ72に保持される。コントロール部60では、この保持されたアドレスに基づいて主走査方向の原稿読み取り開始位置を算出する。

請求項（抜粋）：

原稿を載置するための板状の透明部材と、前記透明部材上に設けられ、原稿の位置決めを行うための原稿位置決めガイドと、前記透明部材側からの反射光を受光して画像を読み取り、濃度に応じた画像信号を順次出力する読み取り手段と、少なくとも1ライン分の主走査方向の読み取りの際に前記読み取り手段から出力される画像信号に基づき主走査方向の濃度が変化する位置を検知する検知手段と、この検知手段により検知された位置に基づき主走査方向の読み取り開始点を算出する演算手段と、を有する画像読み取り装置。