特許
J-GLOBAL ID:200903034337242321

タイヤベルト部材の自動巻き付けの良否を検出する方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-089442
公開番号(公開出願番号):特開平9-201885
出願日: 1996年04月11日
公開日(公表日): 1997年08月05日
要約:
【要約】【課題】 タイヤのベルト部材を自動的に巻き付ける作業を行う際に、ベルト部材が確実にまた正確に巻き付けられたか否かを自動的に検出し、不良タイヤができるのを未然に防止する方法を提供する。【解決手段】 サービサーの左右の先端部付近に、ベルト部材の側端部を検出するセンサーをそれぞれ配置し、それらのセンサーが、一本のベルト部材を巻き付ける動作に連動して下記の4つの順序、すなわち、(1)ベルト部材の巻き出し開始直前には、いずれか一方の片側のセンサーは「切」、他の片側のセンサーは「入」、(2)ベルト部材の巻き出し開始後には、両側のセンサーが「切」、(3)ベルト部材の巻き付け終了直前には、前記片側のセンサーは「入」、前記他の片側のセンサーは「切」、(4)ベルト部材の巻き付け終了後には、両側のセンサーが「入」、であることを制御装置により確認し、上記(1)から(4)の順序通りに確認した場合は良と判定し、順序通りでないと確認した場合は不良と判定する。
請求項(抜粋):
タイヤ成型機のドラム上に、巻き付け方向に対して始端部と終端部が斜め方向に角度をもってタイヤ一本分の所定の長さに切断されている平行四辺形をしたベルト部材を自動的に巻き付ける作業において、サービサーの先端部又はその付近に、ベルト部材の左右の側端の部分に自身の作動領域の中心線が通るようにしたベルト部材の側端部を検出するセンサーをそれぞれ配置し、それらのセンサーが、一本のベルト部材を巻き付ける動作に連動して下記の4つの順序、すなわち、(1)ベルト部材の巻き出し開始直前には、いずれか一方の片側のセンサーは「切」、他の片側のセンサーは「入」、(2)ベルト部材の巻き出し開始後には、両側のセンサーが「切」、(3)ベルト部材の巻き付け終了直前には、前記片側のセンサーは「入」、前記他の片側のセンサーは「切」、(4)ベルト部材の巻き付け終了後には、両側のセンサーが「入」、であることを制御装置により確認し、上記(1)から(4)の順序通りに確認した場合は良と判定し、順序通りでないと確認した場合は不良と判定することを特徴とするタイヤベルト部材の自動巻き付けの良否を検出する方法。

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