特許
J-GLOBAL ID:200903034349710541

耐食性に優れた継ぎ手構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小橋 信淳 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-318469
公開番号(公開出願番号):特開平5-125567
出願日: 1991年11月06日
公開日(公表日): 1993年05月21日
要約:
【要約】【目的】 マグネシウム合金製部材を鋼等の異種金属材料に組み付けるとき、腐食電流が小さくなる中間体を接続部に介在させ、マグネシウム合金製部材の接触腐食を抑制する。【構成】 腐食電流を小さくする中間体としては、硬質陽極酸化皮膜6を設けたブッシュ4やワッシャ5、鋼製強度メンバー2や鋼製ボルト等の表面に形成したマグネシウム層やアルミニウム層、電位列に傾斜をつけるように異種金属材料を積層したブッシュやワッシャ等が使用される。硬質陽極酸化皮膜6に封孔処理を施すと、一層効果的にマグネシウム合金製部材1の接触腐食が抑制される。【効果】 中間体を挟み込むことにより、マグネシウム合金製部材1と強度メンバー2,鋼製ボルト3との間に形成される流電回路の抵抗が大きくなり、且つ電位差が小さくなる。その結果、両者の間に流れる腐食電流が小さく、マグネシウム合金製部材が接触腐食から保護される。
請求項(抜粋):
鋼製の強度メンバーと、該強度メンバーに鋼製ボルトによって取り付けられるマグネシウム系部材と、前記強度メンバー及び前記鋼製ボルトと前記マグネシウム系部材との間に介在されるアルミニウム系のブッシュ及びワッシャとを備えており、該ブッシュ及びワッシャには硬質陽極酸化皮膜が形成されていることを特徴とする耐食性に優れた継ぎ手構造。
IPC (2件):
C23F 13/14 ,  F16B 5/02

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