特許
J-GLOBAL ID:200903034353054314

アンチロックブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-140399
公開番号(公開出願番号):特開平10-329690
出願日: 1997年05月29日
公開日(公表日): 1998年12月15日
要約:
【要約】【課題】 本発明は車輪に過大なスリップ率が発生するのを防止するアンチロックブレーキ装置に関し、車両の使用環境に応じた最適な条件で段差に起因するABS制御を強制終了させることを目的とする。【解決手段】 車輪に過大なスリップ率が発生した場合にABS制御を実行する。所定の段差条件が成立した際に車輪が段差を通過したと判定する。ABS制御が開始された後に車輪が段差を通過したと判定された場合に、所定の増圧パターンでホイルシリンダ圧PW/C を増圧してABS制御を強制終了させる。ABS制御の実行条件の成立回数CABS と段差条件の成立回数CSTEPとを用いて段差頻度NSTEP=CSTEP/CABS を求める(ステップ144〜156)。NSTEPに基づいて段差条件および増圧パターンを変更する(ステップ158〜164)。
請求項(抜粋):
車輪に過大なスリップ率が発生した場合に、ホイルシリンダ圧の減圧を図ることにより前記車輪のロック傾向を抑制するABS制御を実行するアンチロックブレーキ装置において、所定の段差条件が成立した際に車輪が段差を通過したと判定する段差判定手段と、ABS制御が開始された後に車輪が段差を通過したと判定された場合に、所定の増圧パターンでホイルシリンダ圧PW/C の増圧を図る段差時増圧手段と、段差通過頻度を検出する段差頻度検出手段と、前記段差通過頻度に基づいて前記段差条件を変更する段差条件変更手段と、を備えることを特徴とするアンチロックブレーキ装置。

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