特許
J-GLOBAL ID:200903034356592503

空気調和機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-153269
公開番号(公開出願番号):特開2003-343873
出願日: 2002年05月28日
公開日(公表日): 2003年12月03日
要約:
【要約】【課題】 空気調和機の室内機に取り込まれた空中浮遊菌によってドレンパン上で菌が繁殖することを長期にわたって良好に抑えることができ、雑菌によるドレンパイプのつまりを防止することができる空気調和機を提供する。【解決手段】 結露水が熱交換器2のフィン2aからドレンパン5に至る経路にフィン2aよりもイオン化傾向の大きい金属より構成される金属材7を配置し、前記金属材7と熱交換器2とを電気的に導通させ、金属材7の表面に化成処理皮膜層8を設けた。熱交換器2のフィン2aと金属材7とのイオン化傾向の差により、マイナスの電荷を帯びた菌が、プラス金属イオンを放出して低電位となる金属材7側に電気泳動して次々と集められ、この結果、菌の自由な活動が抑制され、やがて菌が死滅してしまう。化成処理皮膜層8により、金属材7が金属陽イオンとして溶出する量をコントロールすることができる。
請求項(抜粋):
少なくとも吸込み口から吹き出し口に至る通風路内に金属製のフィンを有する熱交換器と、前記熱交換器により温度調節された風を室内へ吹出す室内送風ファンと、前記熱交換器から滴下した結露水を受けるドレンパンとを具備した室内機を有する空気調和機において、結露水が前記熱交換器のフィンからドレンパンに至る経路に前記フィンよりもイオン化傾向の大きい金属より構成される金属材を配置し、前記金属材と前記熱交換器とを電気的に導通させ、前記金属材の少なくとも一方の表面に化成処理皮膜層を設けたことを特徴とする空気調和機。
Fターム (2件):
3L050BD05 ,  3L050BE02

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