特許
J-GLOBAL ID:200903034365660090

走行位置センサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菊谷 公男 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-194979
公開番号(公開出願番号):特開平11-023209
出願日: 1997年07月04日
公開日(公表日): 1999年01月29日
要約:
【要約】【課題】 地磁気のみならず、磁化された構造物も区別できる走行位置センサを提供する。【解決手段】 走行車線に沿って磁気標識体が埋設される。一方車両には垂直磁気センサ6aと水平磁気センサ7aが近接して車両のフロントバンパー下方に設置される。車両が走行する際、磁気標識体が発する磁気が垂直磁気センサ(A)と水平磁気センサ(B)に検出されるが、絶対和演算器が磁気のベクトル量(C)を演算する。その演算値がレベル判定器と極大値判別器によって強度判定と極大であるかの判別が行なわれる。その結果を以て磁気のベクトル量が最大でかつ所定のレベルに達したときに発磁体が磁気標識体であると判断する。これにより、水平方向に磁気を出さない継ぎ手などとも区別され、均一の磁気分布を有する地磁気の影響を受けずに磁気標識体を検出することができる。
請求項(抜粋):
走行車線に沿って路面に埋設された磁気標識体と、車両に配設され路面に垂直な向きの磁気を検出する垂直磁気センサと、前記垂直磁気センサの検出値のレベル判定を行なうレベル判定器と、前記垂直磁気センサの検出値の履歴から磁気が極大値に達したか否かを判別する極大値判別器と、前記垂直磁気センサの検出値が極大で、かつその極大値が所定レベル以上と判定された場合発磁体が磁気標識体であると認識して検出を行なう標識体検出器とを有することを特徴とする走行位置センサ。

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