特許
J-GLOBAL ID:200903034371622370

偏光制御固体レーザ発振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田北 嵩晴
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-021645
公開番号(公開出願番号):特開平5-190962
出願日: 1992年01月13日
公開日(公表日): 1993年07月30日
要約:
【要約】【目的】 固体レーザロッド内の熱応力による複屈折性に起因する偏光面の乱れた成分をレーザ共振器外に散逸させることなく、かつ、ファラデイ回転素子のような高価な能動的光学素子を使うことなく、受動的光学素子のみを用いて、完全に制御された直線偏光レーザ光を得ることができる廉価なレーザ装置を提供する。【構成】 固体レーザロッド1の一方に、第一の偏光ビームスプリッタ201と2個以上の全反射鏡302〜304からなるリング部分を形成し、そのリング中に90°偏光回転素子4を挿入し、固体レーザロッド1の他方側に、第二の偏光ビームスプリッタ202を設け、これに対してレーザビーム6が透過ならびに反射する位置に2個の反射鏡5、301を設け、これら2個の反射鏡によってレーザ共振器を構成する。
請求項(抜粋):
単一直線偏光を有するレーザビームを出力する固体レーザ発振装置において、固体レーザロッドの一方に第一の偏光ビームスプリッタと2個以上の全反射鏡からなるリング部分を形成し、そのリング中に90 ゚偏光回転素子を挿入し、固体レーザロッドの他方側に第二の偏光ビームスプリッタを設け、第二の偏光ビームスプリッタに対してレーザビームが透過ならびに反射する位置に2個の反射鏡を設け、これら2個の反射鏡によってレーザ共振器を構成することを特徴とする偏光制御固体レーザ発振装置。
IPC (2件):
H01S 3/106 ,  H01S 3/081

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