特許
J-GLOBAL ID:200903034371793736

液圧ブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神戸 典和 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-034540
公開番号(公開出願番号):特開平5-201321
出願日: 1992年01月23日
公開日(公表日): 1993年08月10日
要約:
【要約】【目的】 低μ路での液圧ブレーキ装置のコントロール性を向上させる。【構成】 制御装置50のペダルストローク変更制御プログラムの実行により、左右両前輪がアンチスキッド制御状態となった瞬間のマスタシリンダ14の液圧が第一設定値以下であれば、低μ路を走行中と推定し、電磁開閉弁90を開いてリザーバ80と主液通路26とを連通させる。それにより、ブレーキペダル10の踏込みに伴ってブレーキ液がリザーバ80の液室84にも収容されることとなり、ブレーキペダル10の単位ストローク当たりのマスタシリンダ液圧の増大量が小さくなる。したがって、マスタシリンダ液圧の制御が容易となり、液圧ブレーキ装置のコントロール性が高くなる。
請求項(抜粋):
ブレーキ操作部材の操作に基づいて液圧を発生させるマスタシリンダと、車輪の回転を抑制するブレーキのホイールシリンダと、そのホイールシリンダとマスタシリンダとを接続する主液通路と、路面の摩擦係数を推定する摩擦係数推定手段とを含む液圧ブレーキ装置において、前記ブレーキ操作部材の操作によりマスタシリンダから流出するブレーキ液を収容し、収容液量が増大するにつれて収容液圧が高くなるリザーバと、前記摩擦係数推定手段により推定される路面の摩擦係数に応じて前記リザーバによるブレーキ液の収容状態を変えることにより、路面の摩擦係数が低い状態では高い状態におけるよりブレーキ操作部材の操作ストロークを長くするリザーバ制御手段とを設けたことを特徴とする液圧ブレーキ装置。
IPC (2件):
B60T 8/48 ,  B60T 8/42

前のページに戻る