特許
J-GLOBAL ID:200903034373169673

電源装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 長七 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-231860
公開番号(公開出願番号):特開平8-098509
出願日: 1994年09月27日
公開日(公表日): 1996年04月12日
要約:
【要約】【目的】インダクタを用いることなく電力変換を可能とし、小型化かつ低雑音の電源装置を提供する。【構成】交流電源ACを整流回路REで全波整流して得た脈流電源をスイッチトキャパシタSCよりなる電力変換部で電力変換して負荷Zに供給する。スイッチトキャパシタSCは、2個のコンデンサC1 ,C2 とスイッチング素子S11〜S18を備え、入力電圧が基準電圧よりも高い期間には、整流回路REからコンデンサC1 を充電しつつコンデンサC2 から負荷Zに放電する状態と、整流回路REからコンデンサC2 を充電しつつコンデンサC1 から負荷Zに放電する状態とを交互に繰り返す。入力電圧が基準電圧よりも低い期間には、整流回路REの出力電圧とコンデンサC1 の両端電圧との加算電圧をコンデンサC2 に印加する状態と、コンデンサC2 の両端を負荷Zに接続する状態とを交互に繰り返す。
請求項(抜粋):
脈流電源を電力変換部で電力変換して負荷に供給する電源装置であって、電力変換部は、第1のキャパシタおよび第2のキャパシタと、第1のキャパシタの各一端を脈流電源の一端に選択的に接続させる第1のスイッチ要素と、第1のスイッチ要素により選択された第1のキャパシタの一端が脈流電源の一端に接続されているときに脈流電源の両端間に第1のキャパシタと負荷との一方を選択的に接続させる第2のスイッチ要素と、第1のスイッチ要素により選択された第1のキャパシタの他端が脈流電源の一端に接続されているときに第2のキャパシタの両端間に脈流電源と第1のキャパシタとの直列回路と負荷との一方を選択的に接続させる第3のスイッチ要素と、各スイッチ要素を制御する制御回路とを備え、制御回路は、電力変換部への入力電圧が基準電圧よりも高い期間と低い期間とでは脈流電源の一端に接続される第1のキャパシタの各一端を入れ換えるように第1のスイッチ要素を制御し、電力変換部への入力電圧が基準電圧よりも高い期間には第1のキャパシタを複数個のコンデンサの直列回路により構成して脈流電源の両端間に第1のキャパシタと負荷とを脈流電源の電圧変動よりも十分に短い周期で交互に接続するように第2のスイッチ要素を制御し、入力電圧が基準電圧よりも低い期間には第1のキャパシタを上記コンデンサの並列回路により構成して第2のキャパシタの両端間に第1のキャパシタと脈流電源との直列回路と負荷とを脈流電源の電圧変動よりも十分に短い周期で交互に接続するように第3のスイッチ要素を制御することを特徴とする電源装置。
IPC (2件):
H02M 3/07 ,  H02M 7/06

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