特許

J-GLOBAL ID：200903034373290600

アラミド複合体シートおよびその製造方法並びにそれを備えた電気電子機器

発明者： 中石 昭夫
出願人/特許権者： デュポン帝人アドバンスドペーパー株式会社
代理人 (1件)： 谷 義一 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-290801
公開番号（公開出願番号）：特開平10-130496
出願日： 1996年10月31日
公開日（公表日）： 1998年05月19日
要約：

【要約】【課題】 熱伝導性の改善された耐熱性薄葉電気絶縁用シート材として有用なアラミド複合体シートおよびその製造方法ならびにそのようなシートを有する電気電子機器を提供すること。【解決手段】 アラミドファイブリッド、アラミドフロック、マイカ粒子および熱伝導性無機質粒子を水中にて分散混合し、抄紙してシート状に成形してアラミド複合体シートとする。アラミドファイブリッド、アラミドフロックおよびマイカ粒子を水中にて分散混合して抄紙してシート状成型物としたものにコロイド状熱伝導性無機質粒子を接触させてアラミド複合体シートとしてもよい。このアラミド複合体シートを電気絶縁材料として電気電子機器に設ける。例えば、アラミド複合体シートを用いてあらかじめ電気絶縁が施された導線を複数本束ねたコイルが回転子または固定子におけるスロットに配置する。

請求項（抜粋）：

アラミドファイブリッド(FB)、アラミドフロック(FL)、マイカ粒子(M)および熱伝導性無機質粒子(P)からなり、各構成成分の重量比率が下記式(1)ないし(3)で示される範囲【数1】0≦{FL}/{FB}<10 (1)0.75<{FB+FL}/{M}<10 (2)0.9<{P}/{M}<10 (3)(ここで、{}は各成文の重量比率を示す)にあることを特徴とするアラミド複合体シート。

IPC (6件)：

C08L 77/06 ,  C08K 3/22 ,  C08K 3/28 ,  C08K 3/34 ,  H01B 3/30 ,  H01B 17/60

FI (6件)：

C08L 77/06 ,  C08K 3/22 ,  C08K 3/28 ,  C08K 3/34 ,  H01B 3/30 C ,  H01B 17/60 A

引用特許：

審査官引用 (1件)

• 電気絶縁シート
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-254738   出願人：帝人株式会社