特許
J-GLOBAL ID:200903034381231809

エバポパージシステムの故障診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 芳樹 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-212611
公開番号(公開出願番号):特開平10-054307
出願日: 1996年08月12日
公開日(公表日): 1998年02月24日
要約:
【要約】【課題】エバポパージ系内の各種弁部材や圧力センサの製造バラツキ等を考慮すると、診断の信頼性を確保する上で、診断可能な圧力範囲を狭く設定せざるを得ず、診断頻度が減少してしまう。【解決手段】パージカット中のエバポパージ系内の圧力変化と、大気吸入弁19の開弁圧との関係から、ベーパ通路13を開閉するタンク内圧制御弁16とバックパージ弁17の各開弁圧を学習する。実際の開弁圧を学習することで、タンク内圧制御弁16やバックパージ弁17が確実に閉弁している状況下で診断を実施でき、従来のような診断可能な圧力範囲を予め設定する必要がなく、最大限、可能な頻度で故障診断を実施できる。
請求項(抜粋):
ベーパ通路を介して燃料タンクと接続され、この燃料タンクで発生したベーパを吸着するキャニスタと、前記キャニスタから離脱されたベーパを内燃機関の吸気通路に導入させるパージ通路と、前記キャニスタ内の圧力が所定圧力よりも減少した場合に開弁してこのキャニスタ内に大気を吸入させる大気吸入弁とを備えたエバポパージシステムの故障診断装置において、前記ベーパ通路を開閉して前記燃料タンク内の圧力を調整する圧力調整弁と、前記燃料タンクから前記パージ通路に至るエバポパージ系に対して接続され、前記圧力調整弁を境とする前記燃料タンク側の圧力と前記キャニスタ側の圧力とを、個別に検出する圧力検出手段と、前記圧力検出手段で検出される圧力に基づき、当該エバポパージシステムの故障を判定する判定手段と、パージカット中の前記エバポパージ系内の圧力と前記大気吸入弁の開弁圧とを基に、前記圧力調整弁の開弁圧を学習する学習手段とを備えるエバポパージシステムの故障診断装置。
IPC (2件):
F02M 25/08 ,  F02M 25/08 301
FI (3件):
F02M 25/08 Z ,  F02M 25/08 H ,  F02M 25/08 301 S

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