特許
J-GLOBAL ID:200903034381394368
金属製ガスケットの製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
尾仲 一宗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-088222
公開番号(公開出願番号):特開平5-263940
出願日: 1992年03月13日
公開日(公表日): 1993年10月12日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、弾性金属板の折り曲げ側の面に溶着又は溶射によって薄い軟質金属層を形成し、折返し部の亀裂、割れ等の発生を防止する金属製ガスケットの製造方法を提供する。【構成】 本発明は、弾性金属板3の折返し側の全面又は折返し側の折り曲げ部のみの面に軟質金属を溶着又は溶射によって固着して薄い軟質金属層1を形成し、弾性金属板3の折り曲げ部を折り曲げ加工する。軟質金属は、Ni,Al,Zn,Cu,銀ろう,ステンレス鋼から選ばれる金属又はこれらの2種以上の金属又は合金から成るクラッド材である。従って、弾性金属板3の折返し部5での亀裂、割れ、歪み等の発生を防止でき、軟質金属層1を薄く形成して折返し部5とそれ以外の部分との間に発生する段差を小さくする。
請求項(抜粋):
弾性金属板にシリンダボア孔よりも小さい内径を有するボア孔を形成し、前記弾性金属板の折り曲げ部を折り曲げ加工して折返し縁部をシリンダボア孔とする折返し部を形成し、次いで前記折返し部を形成した前記弾性金属板を熱処理する金属製ガスケットの製造方法において、前記弾性金属板の折返し側の全面又は折返し側の前記折り曲げ部のみの面に軟質金属を溶着又は溶射によって固着して薄い軟質金属層を形成し、次いで前記弾性金属板の折り曲げ部を折り曲げ加工することを特徴とする金属製ガスケットの製造方法。
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