特許
J-GLOBAL ID:200903034400513390
薄膜磁気ヘッド及びその製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
野▲崎▼ 照夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-181535
公開番号(公開出願番号):特開平10-143817
出願日: 1997年07月07日
公開日(公表日): 1998年05月29日
要約:
【要約】【課題】 薄膜のインダクティブヘッドでは、下部コア層の幅寸法と上部コア層の幅寸法とで差があるため、両コア層から記録媒体に与えられる記録磁界がトラック幅からはみ出し、ライトフリンジングが発生しやすくなっている。【解決手段】 下部コア層1上に下部コア層と一体となって隆起部1aが形成されている。前記隆起部1aは矩形状で形成されており、前記隆起部1aの幅寸法T1が、上部コア層7の先端部7aの幅寸法Twと一致している。このため、隆起部1a及び先端部7aから発生する洩れ磁界は、トラック幅となる前記幅寸法Twから大きくはみ出ることがなくなり、ライトフリンジングを抑制できる。ライトフリンジングを抑制できるため、トラッキングエラーなどの発生を防止できる。
請求項(抜粋):
磁性材料の下部コア層と、下部コア層上に非磁性材料のギャップ層を介して対向する磁性材料の上部コア層と、下部コア層及び上部コア層に記録磁界を誘導するコイル層とが設けられた薄膜磁気ヘッドにおいて、前記ギャップ層が上部コア層の幅寸法Twと同じ幅寸法にて形成され、前記下部コア層には、ギャップ層と接する部分が、前記幅寸法Twとほぼ同じ幅寸法T1を有する隆起部が設けられており、この隆起部の基端から延びる下部コア層の上面が前記上部コア層から離れる方向に傾斜する傾斜面であることを特徴とする薄膜磁気ヘッド。
IPC (2件):
FI (4件):
G11B 5/31 D
, G11B 5/31 C
, G11B 5/31 K
, G11B 5/39
引用特許:
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