特許
J-GLOBAL ID:200903034403155370

有機アンモニウム・無機層状ペロブスカイト化合物薄膜の作製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西 義之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-147507
公開番号(公開出願番号):特開2001-323387
出願日: 2000年05月15日
公開日(公表日): 2001年11月22日
要約:
【要約】【課題】 単分子層レベルで膜厚や構造が制御され、加えて種々の層状ペロブスカイト化合物を単分子層レベルで複合化することが可能な層状ペロブスカイト化合物薄膜の作製。【解決手段】 Aを有機アンモニウム分子、MをIV族元素または遷移金属、Xをハロゲン(Cl,Br,I)として化学式A2MX4で表され、有機アンモニウム分子A層と無機ハライドMX4層が交互に積層した超格子構造を形成する化合物の製法において、無機ハライドMX2とメチルアミンハロゲン化水素酸塩とを溶解した水溶液上に、長鎖アルキル基を有する両親媒性の有機アミンハロゲン化水素酸塩単分子膜を展開する。この単分子膜をそのまま放置することで、水溶液上に層状ペロブスカイト化合物単分子膜が形成される。この層状ペロブスカイト単分子膜を基板上へラングミュア-ブロジェット法を用いて移し取って1層づつ積層する。
請求項(抜粋):
Aを有機アンモニウム分子、MをIV族元素または遷移金属、Xをハロゲン(Cl,Br,I)として一般式A2MX4で表され、有機アンモニウム分子A層と無機ハライドMX4層が交互に積層した超格子構造を形成する有機アンモニウム・無機層状ペロブスカイト化合物の薄膜を製造する方法において、水溶性の有機アンモニウム分子と無機ハライドを溶解した水溶液面に、有機アンモニウム分子、または有機アンモニウム分子と無機ハライドとを溶解した有機溶媒溶液を滴下して作用させることによって、水溶液上に、長鎖アルキル基を有する有機アミンハロゲン化水素酸塩の単分子膜を形成して水溶液中の無機ハライドと反応させることにより水溶液の表面上に有機アンモニウム・無機層状ペロベスカイトの単分子膜を形成させ、この単分子膜をラングミュア-ブロジェット法を用いて基板上に移し取ることを特徴とする有機アンモニウム・無機層状ペロブスカイト化合物薄膜の作製方法。
IPC (7件):
C23C 26/00 ,  C01G 3/14 ,  C01G 21/00 ,  C09B 44/02 ,  C09B 55/00 ,  C09B 67/02 ,  C09B 69/02
FI (8件):
C23C 26/00 A ,  C01G 3/14 ,  C01G 21/00 ,  C09B 44/02 ,  C09B 55/00 A ,  C09B 55/00 D ,  C09B 67/02 Z ,  C09B 69/02
Fターム (5件):
4K044BA20 ,  4K044BA21 ,  4K044BB01 ,  4K044BC14 ,  4K044CA60

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