特許
J-GLOBAL ID:200903034405945662

記録媒体に関するデイレクトリエントリのフオーマツト構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小松 祐治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-290347
公開番号(公開出願番号):特開平5-108440
出願日: 1991年10月11日
公開日(公表日): 1993年04月30日
要約:
【要約】【目的】 情報機器の補助記憶装置について記憶容量の大容量化に対応したファイル管理を行うことができるようにする。【構成】 MSーDOSは32バイト単位のディレクトリで1つのファイルを管理しており、$0から$7にかけてファイル名のベース名又はディレクトリ名が配置され、$8から$Aには拡張子が置かれ、続いてファイル属性($B)、予約領域($Cから$15)、作成又は変更の時刻や日付($16乃至$19)、クラスタ番号($1A、$1B)、ファイルサイズ($1Cから$1F)が配置される。このうち、予約領域は特に決められた用途がなく未使用とされており、この予約領域の一部、$12から$15までの領域18に32ビット(4バイト)のクラスタ番号を記述するように割り当てる。これによって4G(ギガ)までのクラスタ番号管理が可能となり、記憶容量の大容量化に対処したファイル管理が可能となる。
請求項(抜粋):
記録媒体上のファイル管理のためのディレクトリエントリ内にファイル名や属性、作成時刻、クラスタ番号、ファイルサイズの格納領域が規定された記録媒体に関するディレクトリエントリのフォーマット構造であって、(1)フレキシブルディスク上のファイルの管理用にクラスタ番号を格納する第1の領域を備えていること、(2)大容量の記録媒体についてファイル管理用にクラスタ番号を格納する第2の領域を上記第1の領域とは別の領域として備えていること、(3)第2の領域にクラスタ番号を書き込む際には、第1の領域にこれをクラスタ番号の記述に使用しない旨を示す情報を書き込むようにしたこと、を特徴とする記録媒体に関するディレクトリエントリのフォーマット構造。

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