特許
J-GLOBAL ID:200903034414176035

ウランの分離回収方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-030617
公開番号(公開出願番号):特開2002-236195
出願日: 2001年02月07日
公開日(公表日): 2002年08月23日
要約:
【要約】【課題】 使用済み核燃料の硝酸溶解液またはウラン含有廃棄物や廃液から、ウランを効率的かつ経済的に分離回収する。【解決手段】 ウランおよび複数の元素が含有された硝酸溶液を、カーボン繊維を作用電極とするフローインジェクション型電解槽を使用する電気分解還元法を用いて還元する。還元する前の硝酸溶液中において、ウランは、6価のウラン(U(VI))として存在している。このU(VI)を還元すると、4価のウラン(U(IV))が生成される。その後、U(IV)を含有する溶液を、陰イオン交換体に接触させる。陰イオン交換体に上記溶液を接触させることにより、溶液中の一部または全部のU(IV)を硝酸イオン錯体として、前記陰イオン交換体に吸着させる。上記のようにU(IV)を硝酸イオン錯体として交換体に吸着させた後、希硝酸溶液を溶離剤として使用し、吸着したU(IV)を交換体から溶離させてウランを回収する。
請求項(抜粋):
ウランおよび複数の元素を含有する硝酸または硝酸塩溶液を、原子価調整手段を用いてウランの原子価を4価に還元した後、その還元した溶液を陰イオン交換体に接触させることにより、選択的にウランを吸着させて前記複数の元素と分離し回収することを特徴とするウランの分離回収方法。
IPC (8件):
G21C 19/46 ,  B01D 15/04 ,  B01J 41/04 ,  B01J 49/00 ,  C25B 1/00 ,  C25B 9/00 ,  G21F 9/06 581 ,  G21F 9/06
FI (9件):
G21C 19/46 J ,  G21C 19/46 B ,  B01D 15/04 ,  B01J 41/04 J ,  B01J 49/00 G ,  G21F 9/06 581 G ,  G21F 9/06 581 J ,  C25B 1/00 D ,  C25B 9/00 Z
Fターム (11件):
4D017AA13 ,  4D017BA15 ,  4D017CA17 ,  4D017DB10 ,  4K021AB23 ,  4K021BA17 ,  4K021BB05 ,  4K021DB07 ,  4K021DB19 ,  4K021DB40 ,  4K021DC15

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