特許
J-GLOBAL ID:200903034425640752

高所作業車の作動範囲規制装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-039703
公開番号(公開出願番号):特開2002-241099
出願日: 2001年02月16日
公開日(公表日): 2002年08月28日
要約:
【要約】【課題】車両1上へ旋回、起伏作動自在に取り付けた伸縮作動自在な基端側ブーム3と、基端側ブーム3の先端に旋回、起伏作動自在に取り付けた形状変更作動自在な先端側ブーム6とを有する高所作業車に用いられる作動範囲規制装置を提供する。【構成】・基端側ブーム動作パラメータ実際値検出手段14〜16、・先端側ブーム動作パラメータ実際値検出手段17〜19、・基端側ブーム起伏負荷検出手段20、・先端側ブーム起伏負荷検出手段22、・前記各検出手段14〜19からの検出信号を受け取り、基端側ブームの旋回、起伏ならびに伸縮、および、先端側ブームの旋回、起伏ならびに形状変更の各駆動装置の駆動制御部へ規制信号を出力する作動規制信号出力部21、とからなり、前記作動規制信号出力部21は、基端側ブーム3の作動規制を基端側ブームの姿勢のみにより行い、先端側ブーム6の作動規制を、先端側ブーム6の姿勢のみにより行うようにした。
請求項(抜粋):
車両1上に旋回、起伏ならびに伸縮作動自在に取り付けられた基端側ブーム3と、基端側ブーム3の先端に当該基端側ブーム3の起伏動作に関わりなく一定の対地姿勢を維持するよう取り付けられた姿勢維持部材4と、この姿勢維持部材4に旋回、起伏、ならびに形状変更作動自在に取り付けられた先端側ブーム6と、先端側ブーム6の先端に取り付けられた作業台7、とを備えてなる高所作業車の作動範囲規制装置であって、基端側ブーム3の各動作パラメータの実際値をそれぞれ検出する基端側ブーム動作パラメータ実際値検出手段14〜16、先端側ブーム6各動作パラメータの実際値をそれぞれ検出する先端側ブーム動作パラメータ実際値検出手段17〜19、基端側ブーム3を起伏動作させる起伏駆動装置9に作用する負荷を検出する基端側ブーム起伏負荷検出手段20、先端側ブーム6を起伏作動させる起伏駆動装置12に作用する負荷を検出する先端側ブーム起伏負荷検出手段22、前記各検出手段14〜19からの検出信号を受け取り、基端側ブームの旋回、起伏ならびに伸縮、および、先端側ブームの旋回、起伏ならびに形状変更の各駆動装置の駆動制御部へ規制信号を出力する作動規制信号出力部21、とからなり、前記作動規制信号出力部21は、先端側ブーム6を起伏駆動させる起伏駆動装置12に作用する負荷が、先端側ブーム6の各動作パラメータの関数としての限界値を超過しようとしたときに、当該超過を促進する方向への先端側ブーム6の旋回、起伏ならびに形状変更の各動作を規制するための規制信号を、先端側ブーム6の各駆動装置11〜13の駆動制御部へ出力するよう構成すると共に、基端側ブーム3を起伏駆動させる起伏駆動装置9に作用する負荷が、基端側ブーム3の各動作パラメータの関数としての限界値であって先端側ブーム6側からの基端側ブーム倒伏方向モーメントが最大となるよう先端側ブーム6を作動させた状態のもとで許容される限界値を超過しようとしたときに、当該超過を促進する方向への基端側ブーム3の旋回、起伏ならびに伸縮の各動作を規制するための規制信号を、基端側ブーム3の各駆動装置8〜10の駆動制御部へ出力するよう構成してあることを特徴とする高所作業車の作動範囲規制装置。
IPC (3件):
B66F 9/24 ,  B66F 9/06 ,  B66F 11/04
FI (3件):
B66F 9/24 F ,  B66F 9/06 Y ,  B66F 11/04
Fターム (11件):
3F333AA08 ,  3F333AB02 ,  3F333BB03 ,  3F333BB08 ,  3F333CB20 ,  3F333DA10 ,  3F333FA09 ,  3F333FA34 ,  3F333FD06 ,  3F333FD20 ,  3F333FE09
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭61-007200
審査官引用 (1件)
  • 特開昭61-007200

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