特許

J-GLOBAL ID：200903034427050960

歩行動作データ修正方法

発明者： 大谷 尚毅
出願人/特許権者： 松下電器産業株式会社
代理人 (1件)： 滝本 智之 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-034547
公開番号（公開出願番号）：特開平9-231395
出願日： 1996年02月22日
公開日（公表日）： 1997年09月05日
要約：

【要約】【課題】 コンピュータグラフィクスの世界で利用されている骨格構造あるいは階層化されたローカル座標空間を持ち、その骨格のそれぞれの関節の角度データあるいはローカル座標空間の間の位置関係のデータを元にアニメーションを行なっている場合において、骨格の長さあるいはローカル座標空間の間の距離を変更した場合や、関節の角度データあるいはローカル座標空間の間の位置関係のデータに修正を加えた場合に、動作がおかしくなる。特に、歩行をするアニメーションの場合、少々の修正でも足の動きと地面の動きが同期しなくなり、足が滑べっているように見えてしまい、現実感を著しく低下させるという問題があった。【解決手段】 本発明は単純なアルゴリズムで地面に接地しているべき部分を判定し、その部分がアニメーションの前の時間の位置と変化させないようにする。

請求項（抜粋）：

コンピュータグラフィックスで表現される骨格構造を持つ物体において、前記骨格のそれぞれの関節に関する回転角度を変化させながら指定して描画するアニメーション表現において、前記物体の骨格構造あるいは前記骨格に付随して動作する形状データの中で最も下の位置にある点の現在位置を記録しておき、次の時間の描画時に前記点が記録した位置に一致するように前記物体の全体を移動することを特徴とする歩行データ修正方法。