特許
J-GLOBAL ID:200903034430308170

トナー組成物の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-030549
公開番号(公開出願番号):特開平7-261453
出願日: 1995年02月20日
公開日(公表日): 1995年10月13日
要約:
【要約】【目的】 優れた顔料分散性と狭いサイズ分布を有する着色トナー組成物の直接的な製造の簡便で経済的な方法を提供する。【構成】 水性イオン性界面活性剤溶液中に、乳化重合による樹脂ラテックスを形成し;非イオン性分散剤を用いて水中に色の異なる顔料の顔料分散液を製造し;前記樹脂ラテックスと顔料分散液をブレンドし;このブレンド物に高剪断下で対イオン界面活性剤を加えて、凝集ブレンド物の均質ゲルを得て;この剪断ゲルを含まれる樹脂のTgより低い温度で加熱し、サイズ分布1.10〜1.25及び平均体積径2〜12μmのトナーサイズの集合体を形成し;この集合体を含まれる樹脂のTgより高い温度で加熱して、樹脂と顔料を含むトナー組成物の合体した硬直粒子を形成する。
請求項(抜粋):
トナー組成物の製造方法であって、(i)イオン性界面活性剤及び必要に応じて非イオン性の界面活性剤を使用して乳化重合によって製造されたラテックスからの樹脂の分散液を、水性イオン性界面活性剤溶液中に形成する工程と、(ii)水中に各々色が異なる3つの異なる顔料の顔料分散液を製造する工程であって、各分散液は水中に分散された顔料を含み、非イオン性分散剤及び必要に応じて工程(i)の樹脂ラテックスを製造するのに用いた極性と同じ極性のイオン性界面活性剤を用いる該製造工程と、(iii)ラテックスとして分散された製造樹脂を、工程(ii)の2つの又は必要に応じて3つの異なるカラーの顔料分散液とブレンドする工程であって、水懸濁液中の全顔料充填量は、必要に応じて該懸濁液の固体含量の2〜30重量%にある該ブレンド工程と、(iv)継続的に混合物を高剪断に付しながら、凝固剤として対イオン界面活性剤の水溶液を、形成された樹脂と顔料とのブレンド物に加えて、凝集された樹脂-顔料ブレンド物の均質なゲルを起こす工程と、(v)前記剪断されたゲルを約200rpm〜約500rpmの間の速度で連続的に攪拌しながら樹脂のガラス転移温度(Tg)よりも約20°C〜約5°C低い温度で加熱して、狭いサイズの分散度、1.10〜1.25の幾何学的なサイズの分布(GSD)を有する平均体積径が約2μm〜約12μmの静的に結合されたトナーサイズの集合体を形成し、次いで懸濁液の固体含量の0.01重量%〜5重量%の量で必要に応じて、追加のイオン性界面活性剤を必要に応じて加える工程であって、ここでイオン性界面活性剤は樹脂と顔料との分散液を形成するために用いられた極性と同じ極性を有し、更にイオン性界面活性剤は次の加熱工程の間に粒子が更に成長することに対して粒子を安定化するために主として機能する該工程と、(vi)静的に結合した集合粒子を樹脂のTgより25°C〜40°C高い温度で加熱して、ポリマー樹脂と顔料とを含むトナー組成物の合体した硬直な粒子を形成する工程と、必要に応じて、(vii)前記トナーを分離して乾燥する工程と、を含むトナー組成物の製造方法。
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 画像形成方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-276216   出願人:コニカ株式会社
  • 特開平4-324868
  • 特開平2-061650
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