特許
J-GLOBAL ID:200903034441469192

振動制動器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-524818
公開番号(公開出願番号):特表平10-500468
出願日: 1995年03月22日
公開日(公表日): 1998年01月13日
要約:
【要約】振動制動アセンブリ(100)は、環状のパイプ(1)を備えている。このパイプは、そのパイプ(1)の外径の周囲で摩擦係合する把持ブロック(2)を介してジャーナルされている。把持ブロック(2)がパイプ(1)と摩擦係合することを可能にする力は、ベルビルまたはスプリング式座金(9)により制御される。この把持ブロック(2)を構造物(11)のある点に取り付け、かつパイプ(1)の一端を、支持すべき同一の建築物または構造物(11)の別の点、あるいはそれに関わる別の点に取り付けることによって、振動制動器(100)は、設計上の閾値を下回る所与の横方向の応力に対して剛性の部材として作用する。与えられた横方向の力が設計上の閾値を超えると、パイプ(1)と把持ブロック(2)との間の滑動摩擦は、経験により制御される。すると、地震活動が終息したとき、建築物あるいは構造物のフレーミングは振動制動器(100)をその通常の位置に戻す。パイプ(1)の直径や、把持ブロック(2)がパイプ(1)と係合する際の張力といった各種要素を制御することによって、実質的にすべての所望のヒステリシスループを実現することができる。
請求項(抜粋):
建築物およびその他の構造物における第1および第2のデータムの間の相対的運動を減衰させる振動制動アセンブリであって、 該第1のデータムに取り付けられた第1の端部を有する細長のパイプと、 該第2のデータムに取り付けられ、かつ該パイプを摩擦によって把持するように構成された把持ブロックと、 該把持ブロックを制御可能に圧縮することによって、該ブロックと該パイプとの間の界面に所定の大きさの摩擦力を生成するボルトアセンブリと、を備えている、振動制動アセンブリ。
IPC (3件):
F16F 15/04 ,  E04H 9/02 311 ,  E04H 9/02 351
FI (3件):
F16F 15/04 D ,  E04H 9/02 311 ,  E04H 9/02 351

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