特許
J-GLOBAL ID:200903034443218448
有機エレクトロルミネッセンス装置およびその製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
福島 祥人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-342499
公開番号(公開出願番号):特開2005-108723
出願日: 2003年09月30日
公開日(公表日): 2005年04月21日
要約:
【課題】 経時劣化による複数色の発光輝度のばらつきを抑制することができる有機エレクトロルミネッセンス装置およびその製造方法を提供することである。【解決手段】 有機エレクトロルミネッセンス素子50R,50G,50Bが経時劣化すると、第1の電極と第2の電極との間にかかる駆動電圧Vdが上昇する。経時劣化により駆動電圧Vdが初期の駆動電圧Voの2倍に上昇したときの動作電流を劣化時動作電流とした場合に、初期動作電流に対する劣化時動作電流の割合が95%以上になるように、各有機エレクトロルミネッセンス素子50R,50G,50Bのホール輸送層16の厚さが設定されている。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
複数色の発光を行う複数の有機エレクトロルミネッセンス素子と、
前記複数の有機エレクトロルミネッセンス素子にそれぞれ対応して設けられた複数のトランジスタとを備え、
前記複数の有機エレクトロルミネッセンス素子の各々は、第1の電極、有機層および第2の電極を順に含み、
前記複数のトランジスタの各々は、一方の電極、他方の電極および制御電極を有し、
各有機エレクトロルミネッセンス素子の前記第1の電極が対応するトランジスタの前記一方の電極に接続され、かつ各有機エレクトロルミネッセンス素子の前記第2の電極と対応するトランジスタの前記他方の電極との間に電源電圧が印加されるように、前記複数の有機エレクトロルミネッセンス素子および前記複数のトランジスタが接続され、
初期に各有機エレクトロルミネッセンス素子の前記第1の電極と前記第2の電極との間に印加される駆動電圧を初期駆動電圧とし、各有機エレクトロルミネッセンス素子に流れる動作電流を初期動作電流とし、経時劣化により駆動電圧が前記初期駆動電圧の2倍に上昇したときに前記有機エレクトロルミネッセンス素子に流れる動作電流を劣化時動作電流とした場合に、
初期動作電流に対する劣化時動作電流の割合が95%以上になるように、各有機エレクトロルミネッセンス素子の前記有機層の厚さが設定されたことを特徴とする有機エレクトロルミネッセンス装置。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (7件):
3K007AB11
, 3K007AB17
, 3K007BA06
, 3K007DB03
, 3K007FA01
, 3K007GA00
, 3K007GA04
引用特許:
出願人引用 (1件)
-
有機薄膜発光素子
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-233973
出願人:富士電機株式会社
前のページに戻る